カテゴリー「俳句」の投稿

2025年1月26日 (日)

晩冬の公園

1月も下旬となり、1週間もすれば もう立春です。
24日、25日と冬も終盤の公園を歩きました。

蠟梅園は見頃を迎え、咲き始めより 何度か訪れていますが、少しも句にはならず・・・
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調べた沢山の蠟梅の句の中から、今日はこの2句に惹かれました。

臘梅はひそやかにこそ匂ひ立つ    高木晴子 
臘梅はもつと淋しい花の筈       飯島晴子



花壇には 菜の花とラベンダーが植えられて暖かな春を待っていました。
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地の底に在るもろもろや春を待つ   松本たかし
新しき名札や春を待つ花壇   蘖

すっかり冬木となった公孫樹並木
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明るい枯芝生に影を落とす大きな冬木
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大空にのび傾ける冬木かな    高浜虚子
一本のあたりに木なき大冬木   高野素十


未だと思っていた日本庭園の紅梅が1輪咲きました。
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が生れ倖せ生れ寒紅梅     高木晴子 

一輪といふは寒紅梅のいま    皆吉爽雨


最近 設置された木彫りの動物2種
ムササビは冬の季語です。
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むささびにさびしさ満ちたるか飛べり   池田澄子


アカショウビン(赤翡翠)はカワセミ(翡翠)科で夏の季語になります。
蛙を銜えていました。
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Jtrimが使えなくてとにかく不便。
wordでぼかした写真の背景色を含めての保存にはスニッピングツールを使いました。
それをペイントに移しブログ用の400ピクセルにしたりと・・・
もう少しペイントの使い方を覚えなければと思います。


















 

 

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2024年11月15日 (金)

木彫りの動物巡り

11月7日は体操会の年1回 の「歩こう会」でした。
参加者31名、体操後に公園内に置かれた木彫りの動物を巡りました。
良く晴れた風の強い日でしたが、園内は樹木が多いので、風はそれほどでもなく良かったです。

以前からいくつか置いてありましたが、最近になって急に増えたような気がします。
写真は当日に撮ったものと 以前撮ったものとが有ります。

体操会場からスタートし、坂を下って池の周りの道から。そばのベンチに錦鯉と鯰が別々に置かれていました。
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緋鯉(錦鯉)も鯰も夏の季語です。
大鯰釣り上げし子に駆け寄る子   三村純也
子を寝かせ緋鯉現るように妻     松本勇二

池に沿って進むと、池と流れ込む川との境に、お魚を銜えたヤマセミがいました。
翡翠(カワセミ)の仲間ですね。
何日か前に置かれた一番新しい作品です。
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翡翠は夏の季語です。
子の声と翡翠のゆくへ澱みなし   飯田龍太

少し進むと、さんが釣をしていました。
何か?釣れたようです。
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狸は冬の季語です。
塊をほどきし狸三匹に   山田弘子

公園の入り口から放送塔まで 真っすぐに続く花壇の手前のベンチには兎と栗鼠です。
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兎は冬の季語です。
兎親子福寿草亦親子めく    中村草田男
年逝くや兎は頬を震はせて   飯島晴子

童話や唱歌をもとにした句もあるのですね。
短日や兎つまづく木の根っこ   龍岡晋
兎より亀が早しと日向ぼこ     西川五郎

管理棟を過ぎた所で休憩し集合写真を撮りました。
ここに階段で上る小屋のようなものがあります。
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子供が顔を出して辺りを見ていることもありますが、私は今まで登ったことがありません。
この日 はじめて上って見ると、階段の上でが迎えてくれました。
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中に入ると、見上げた天井に 枝に止まった親鳥と、可愛い7つの子がいました。鳥の名前が分かりません。
後日、木彫りを作成中の方に教えて頂きました。
縞柄長とのことでした。
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柄長は全国の平地から低山に生息し、北海道にいるのが縞柄長のようです。
柄長は夏の季語です。
枯蔓に縋り夕日の柄長啼き   小林黒石礁

日本庭園へ向かう途中、野外ステージの脇ではが耳を澄ませているような?
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鷹は冬の季語です。
鷹一つ見付けてうれし伊良子崎   芭蕉  「笈の小文」


日本庭園の池のそばのです。
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初鶏は元旦の夜明けに鳴く鶏で新年の季語。
羽抜鶏は冬羽から夏羽へと抜け替わる頃で晩夏の季語です。
鶏だけでは季語になりません。
永き日のにはとり柵を越えにけり   芝不器男

築山をが隠れるようにコッソリと歩いていました。
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貂は冬の季語です。
天井に貂棲むといふ秘仏かな   三嶋隆英


日本庭園から遠回りして藤棚のところまで行って休憩しました。
藤棚の下のベンチにも栗鼠が。
その可愛らしく伸びた手に何か持たせてあげたいですね。
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栗鼠は季語ではありません。
秋夜塗る吾子の芝居の栗鼠の帽     能村登四郎
丸太ステップを栗鼠のごとくに冬の子ら  蘖

休憩後は格納庫の近くで 羽を広げたです。
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梟は冬の季語です。
ふくろうに真紅の手毬つかれをり   加藤楸邨


道を曲がってすぐに これはツキノワグマです。
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熊は冬の季語です。
てのひらをやはらかく熊眠れるか   井上弘美

歩こう会で最後に見たのはこの可愛いでした。
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以下 、「歩こう会」のコースを外れた場所の動物たちです。
カワウソ
解散後に撮りに行きました。
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カワウソの季語はありません。


栗鼠
サークル状に見えるのは、特攻隊員が基地に向かう時の憩いの場でもあった「荒鷲達の憩いの庭園の跡」です。池だったとか?道からほんの少し入った場所ですが、人が入ることは少ないようです。
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時計塔の下のオジロワシです。
国の天然記念物に指定されています。
残念ながら逆光です。
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右横から
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真後ろから見ると、名前の通り尾が白いです。
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鷲は冬の季語です。
鶴ころろ鷲かんかんと啼いたりき   山口誓子


11月13日、散策中に木彫りの作業をされているところに出合いました。
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公園内の動物たちは、全てこの方の作品とのことです。
翌日は細かいところを紙やすりのようなもので丁寧に作業をなさっていました。
完成したらどこに設置するのでしょうか?
楽しみです。



 

 

 

 

 

 

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2024年11月 2日 (土)

百合の植替え、晩秋の公園

例年だと、9月には始めていた百合の植替えですが、今年はいつまでも暑くて・・・
10月になって 7日も経ってから やっと始めました。
小鉢のもの、茎まで枯れたものからはじめ、2~3日前にやっと大型の菜園プランターの植替えになりました。

何故か消滅した球根がある一方、大きくなったり、分球した球根もあります。
22日に堀上げた球根(ロイヤルサンセット)です。
丈夫なスカシユリです。
百合は 深く植えると地表までの茎(土の中の茎)に木子が出来て木子からも根が伸びます。
殖えすぎるので、木子は捨てました。
地上の茎にはムカゴが出来ます。
写真の茎の下の方は枯葉・ムカゴを取除いてます。
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分球しなかった 大きな球根です。
百合の球根は乾燥させてはダメなので、掘り上げたら その場で植付けます。
肥料は、植えた球根と地表の間に置きます。
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今年咲いた花です。
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黄かの子百合は未だ葉があって、枯れ始めたものが少し、ほとんどがこれからの植替えです。

小鳥来て楽しからずや庭手入れ   蘖

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10月29日の公園
ピラカンサの赤い実。
和名は常盤山査子、黄色~オレンジ色の実は橘もどき とか
公園の入口は、この先ですが、いつもここから出入りしてます。少しばかりの近道は、道路との境なので段差があります。
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小高くなった坂一面の銀杏と落葉。
走り根が目を引きます。
坂の上は中高年用?の健康遊具があり、その先は子ども広場です。
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鬼ごっこ銀杏を踏みつかまりぬ   加藤瑠璃子

掃かれゆく落葉の中に石の音    上野章子
       (高浜虚子の六女で上野泰の妻)

起き上り又倒れたる落葉かな    上野泰



日本庭園の滝と一緒に撮った3枚
芒 、尾花とも言いますね。

十三夜過ぎし尾花の老けにけり    後藤夜半

折りとりてはらりとおもき芒かな   飯田蛇笏

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シャリンバイの実
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木彫の鶏
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体操会の「歩こう会」が来週予定されてます。
以前は電車を利用して近場に行ったこともありますが、昨年も今年も園内歩きです。
今年は園内の木彫の動物を廻ることになりました。
最近新しく置かれた作品もあります。
今までにも幾つか掲載しましたが、今度、まとめて掲載したいと思います。






 













 

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2024年10月21日 (月)

深秋の公園

10月16日、俄かに秋が深まった いつもの公園です。
入口の石段は端から端まで落葉です。
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地に敷いて落葉のしじまときにあり   長谷川素逝
大空の深きに落葉舞ひ上る        高浜虚子
 
園内 どこにでも見られるイヌタデ。
あかのままとも言いますね。
未だ丈の短いツユクサが一緒に咲いていました。
この道の左側で体操をしています。
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一つ一つの小さな花は咲いていても分かりにくいです。
何年か前に撮った写真です。
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此辺の道はよく知り赤のまゝ    高浜虚子


金木犀が咲く場所がいくつかありますが、放送塔の所が一番良いかも?
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木犀の香に近づいてゆく巡路    稲畑汀子


銀杏並木は一部が少し色付きました。
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40段の石段を5往復して日本庭園まで行きました。
赤い実をつけて、モッコクでしょうか?
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通行止めの柵の奥に白萩が咲いてました。
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白萩にわれ過ぐる風たちにけり    野澤節子

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我が家の朝顔です。
花が終わった9月の初め頃に、株元から切りました。
その株元からいつの間にか するすると伸びて、あらあら又 花が咲いて、今 4つ目の花です。夏は直ぐにしぼんでしまったのに、午後になっても咲いてますよ。
10月18日、雨の朝に撮りました。
並んでいるのは、日本水仙を植えた鉢です。
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10月21日、今朝、甘長唐辛子を収穫しました。
株の下半分は枯葉ですが、未だ小さな実が幾つもあって、大きくなるかしら?
1株でしたが、長く収穫出来て、苦かったのは初めの1本のみ。来年も植えようと思います。
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ミニパブリカも小さな実が黄色くなって、もう少し大きな実もあって、色が付きそうです。
小さくてもサラダの彩りなどに使えます。

朝は寒かったけど、日中は20℃あり、部屋の中ではまだ半袖です。

 






 

 

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2024年5月31日 (金)

紫陽花が咲き出した公園

5月も今日まで、明日はもう6月、梅雨の季節です。
梅雨に咲く花は紫陽花、梔子、睡蓮、花菖蒲など色々 これからも楽しめますね。

日本庭園の紫陽花は 先ず白い花から咲き出します。
後ろの赤い花は杜鵑花(サツキ)です。
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紫陽花を見ると思い出してしまいます。
66歳で逝った姉のこと。

あぢさゐに雨降るあの日忘れえず   蘖

火葬場の雨のあぢさゐ見てゐたり   蘖



日本庭園の十薬(ドクダミ)の花
あちらこちらに群生して、馴染み深い花ですね。
我が家では八重咲きの花が咲きました。
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十薬や母の生地の土やはらか   上田五千石


躑躅に遅れて咲く杜鵑花(サツキ)は躑躅の仲間でよく似てますが、雄蕊の数が違います。杜鵑花の雄蕊は5本、躑躅の雄蕊は5本以上あるとのことです。
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日本庭園の杜鵑花
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さも新居らしく金魚鉢と杜鵑花   富安風声


この白い花は何?
昨年12月に、この公園の野球場の脇に咲いていた花に似てますが?
夏にも冬にも咲くのかしら?
翼を抱いた3人の航空整備兵の像の傍に咲いていました。
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夏の空あおぐ航空整備兵の像   蘖


蛍袋(釣鐘草)
日本庭園の この場所に少しづつ増えてます。
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宵月を蛍袋の花で指す    中村草田男

人声の蛍袋に来てやさし   高橋悦男



未央柳(ビヨウヤナギ)、美女柳とも
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又きかれ未央柳とまた答へ   星野立子


3月頃から管理棟の脇で作製中だった木彫の大きな鳥。鷹? 鷲? か分かりませんが、時計塔の下に設置されていました。
園内は他にも木彫の作品がありますが、これが一番大きいです。
周りが開けていてよく目立ちます。
捕らえたのは鮭?
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今日は朝から雨で体操は無し、午後は止みそうなので、ポットに蒔いた朝顔を鉢に移植しようかと思います。朝顔は直播きでしたね。間違えて2袋買ってしまったので、1週間ほど遅れて、プランターとブロック下にも直播きしました。こちらも昨日から発芽が始まりました。

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2024年5月17日 (金)

初夏の公園

今まであまり気に留めてなかった公園の松。
先日 たまたま蕊を伸ばした松を見てから、急に興味を持ち、何度か松を見に通いました。

5月8日
3人の庭師さんが松の芯を摘んでいました。
脚立というのか?梯子というのか?
池の中にもありました。
庭園には誰も居らず、縁台で冷茶セット(抹茶ときんとん)を頂きながら、しばらく見学させて頂き、帰りかけた時、偶然 Yさんに出合いました。
もう少し早かったら一緒に頂けたのに・・・
Yさんはこの公園のすぐ近くにお住まいで、ご自分の庭のように散歩していると、以前おっしゃってましたよ。
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よく見ると、長い蕊と短い蕊があって、長い蕊は残して形を整えるのでしょうか?もしかしたら、一日だけではなく作業をなさっているのかも?
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5月14日
池の周りに8本の松があります。
緑を摘み終えた松が清々しく、この日も人が居らず、池に流れ込む水音ばかり。

寂として水音さやか松の芯   蘖

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5月6日
可愛い河津桜の実
花は葉に(葉桜の副題)・・・
ですが、花は実に? これは季語にはならないようです。
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百合の木の花
チューリップのようにも見えますね。
昨年の果実が残ってます。

百合の木の花乾杯は高々と   椎名智恵子

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薔薇園
体操の会員Kさんが 薔薇を撮ってました。
お花を背景にお撮りしましょうか。
と お声をかけて、Kさんのスマホで撮って差し上げました。

手の薔薇に蜂来れば我王のごとし  中村草田男

薔薇守の証の腰の鋏かな       高田正子

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5月8日
シャリンバイ
車輪状に出る葉と、小花のひとつひとつの花が梅に似ているので車輪梅となったようです。
これも季語にはなってませんね。

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紅葉(楓)の種
風に揺れてなかなか撮り難い紅葉の種です。
たまたま風の少ない日で何とか撮れました。
風で飛びやすいように、プロペラみたいになってます。
花の時も風で撮れませんでした。
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5月14日
睡蓮と河骨

河骨の二もとさくや雨の中     蕪村

睡蓮をわたり了せて蝶高く     高浜年尾

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昨日は句会でした。
自分句の良し悪しが自分では分からないこと実感しました。
以前中尊寺を訪れた時の1句ですが、あまりにも単純すぎるかと悩んだ末、句会に向かう電車の中で書き変えました。下車してから、書き変えた句は当たり前でつまらないと思いなおし、結局元のまま、ダメ元で投句しました。
やはり、会員のどなたからも とって頂けませんでしたが、何と先生の特選に!
嬉しかったです。
奥の細道の、芭蕉の足跡を訪ねた中尊寺で2句、室の八嶋で1句、公園散策で2句、今月は5句全て選に入って良かった!!
先月は1句だけでしたからね。
頑張った甲斐がありました。









 

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2024年4月19日 (金)

公園のタンポポ 他、御衣黄桜など

満開だった桜が散って、春は先へ先へと駆け足です。
私は取り残されていくばかり・・・

4月11日
開花から楽しませてもらった桜ですが、 満開を過ぎる頃、黄色いタンポポが目立つようになりました。
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ジョギングコースで囲まれたサークルの中心が時計塔で、その下 一面がタンポポです。
サイクル内のタンポポ
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4月16日
体操に遅れたので、後ろからタンポポを入れて撮らせて頂きました。
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同じ日体操後の散策で
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何となくスッキリせず、推敲しました。
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推敲しても堂々巡り・・・いつものことです。


4月11日
日本庭園、牡丹の蕾と
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芍薬の蕾 、楽しみです。
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4月11日 もみじの花
小さくて 風に揺れて上手く撮れませんがー
若葉の緑が清々しいです。
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4月15日
3日前は 4~5輪? だった御衣黄桜はほぼ満開。
嬉しくて何枚も撮りました。
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黄緑色の中心部から 次第にピンクの色が入ってきます
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遠目には咲いているのか? いないのか?
知らないと見過ごしてしまいそうです。
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日本庭園では躑躅が見頃でした。
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庭つつじ庭師の刈リし通り咲く    高田風人子































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2024年1月19日 (金)

元日の富士山、公園の紅梅(17日)

松が明けて、体操が始まって、日脚が伸びて・・・
やることなすこと遅くなったせいか?
何もせずに日にちだけが過ぎてしまいます。

昨日は句会でした。
俳句では 季節の分け方が、春・夏・秋・冬・新年の五つになります。
1月句会は できれば新年の句をと思いながら、結局 新年で2句、冬で3句の投句でした。
先月 先生にとって頂いたのは1句のみ。
1句もとって頂けないと、句会報に載りません。
それだけは避けたいと。
会員の誰もが思っていることです。
今回は3句とっていただきました。
内2句が新年の句で頑張った甲斐があったかな?

元日の初詣、氏神様の境内から眺めた富士山です。
初富士という季語は、元日の富士山のことです。
電線がよぎるのは仕方ないですね。
初景色も元日に眺める景色のことです。

富士の前電線よぎる初景色   蘖

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初富士や草庵を出て十歩なる   高浜虚子

17日、穏やかな良い天気。
紅梅が咲いているかも?と日本庭園へ。
とびとびの枝にぽつぽつと咲いていました。
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寒紅梅馥郁として招魂社   高浜虚子


この紅梅の下に未だ小さな蠟梅の木があってしっかり咲いていました。
今まで ここには無かったと思います。
新しく植えたのかしら?
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今日は暖かかったけど、明日は雨が降って寒い一日になりそうです。





 

 

 

 

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2023年11月26日 (日)

枯蓮、ハゼランなど

あれからもう6日も経ってしまいました。
体操の帰り、天気が良かったので、帰りかけた道を急に引き返し また公園へ。いつもとは違う 道路沿いの歩道を、正面の入口へと向かいました。

歩道と公園との境の石垣に、小さな赤い実がとびとびに並んでいました。可愛い‼
屈んで撮っていると、女性が自転車を降りて「可愛いでしょう!」って。
私はこの名前を知らなかったのでお聞きしました。
ハゼランです。ドライフラワーにも使いますよ。」と教えて頂いて 嬉しかったです。
公園に戻ってラッキーでした。
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草の実や一粒にして日の熱さ    鷹羽狩行

大きな株は日陰だったので撮ってませんが、大きな株から小さな株まで 色々な姿でズーと並んでました。
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2年ぐらい前の夏には、ここでこの花を見ました。



日本庭園の枯蓮
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蓮枯るる満目の中黄の一葉       山口青邨

かなしみの倚り合ふごとく蓮枯るる   上田五千石 

枯蓮の折れたる影は折れてをる     富安風生



プラタナスの黄葉
大きな綺麗な落葉、ふと拾い上げてしまいますね。
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深潭にして一片の落葉生く   富安風生



先週はまだ早かった銀杏並木も見頃になりました。
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銀杏黄葉梢は落葉しつつ燃ゆ     山口青邨



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2023年5月16日 (火)

サーモンクラシック&ミニヘメロカリスの開花、  公園散策(5月12日)

5月16日サーモンクラシック(スカシユリ)が一輪開花しました。育て始めた頃は決まって5月25日に咲き出しましたが、近年少しづつ早くなって、昨年よりも3日早い開花です。
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ミニヘメロカリスも一輪開花しました。
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ミニヘメロカリスの後ろはホシギキョウ、今が盛りと咲いてますが、生憎 日射しの少ない日の写真です。
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蛍袋も咲いてます

蛍袋のぞいて蛍など見えず   能村登四郎

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松虫草も少し
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以下4日前の公園です。
コウホネに替わって睡蓮が咲いていました。

睡蓮の葉に掌をかけて亀しばし   松本たかし

雨意迫り来ぬ睡蓮の池暗く     高浜虚子


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黄菖蒲
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満開の薔薇園

薔薇を撮る人にばらの香なかりけり   稲畑汀子


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ヤマボウシ

岨ゆくや咫尺の霧にやまぼうし   富安風声


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以下 公園の帰り道で見かけました。

忍冬の花
忍冬、スイカズラですね。
常緑性の蔓植物で、冬も葉が枯れないので忍冬とのこと。花の初めは白く、後に淡い黄にかわるので、金銀花とも。

忍冬二花づつのよき香り   高野素十

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カタバミ
先日の草取りは主にカタバミ(黄色の)でした。
すぐ抜ける根と深くてなかなか抜けない根がありますね。
大根のような根が出てくるとホッとします。
種類もありますが、我家は黄色ばかりです。

かたばみを掃きいぢめたる箒かな   辻 桃子

白いカタバミの名前は?ミヤマカタバミ?違うかも。
あまり見かけません。
下は紫カタバミと思います。
こちらは たまに見かけます
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2~3日前 グラジオラス(鉢植え)が発芽し、どんどん伸びてます。
朝顔は未だ撒いてません。
今まで小さいポットに蒔いていましたが、今年は鉢に直播しようかと、もう、明日にでも蒔かなくてはいけませんね。



 

 

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