カテゴリー「俳句」の投稿

2021年11月23日 (火)

公園の紅葉・黄葉

いつもの公園の紅葉の始まりは10月下旬でした。

10月23日
公園脇の道路、並んで駐車している どのフロントガラスにも、並木の黄葉が映ってました。
1023

10月29日
池畔のベンチに掛けると、対岸の2本の明るい黄葉に目を奪われました。
まだ緑の残る樹々を背景に 際立っていました。
傍に行くと奥にもう1本あり、「かつら」と名札が付いていました。
真下から仰ぎ 幸せ気分に・・・
かつら黄葉
Photo_20211108152501

はらはらと散る様子を撮りたかったけど撮れず。
拾った落葉は丸っぽい♡の形。
綺麗な色ではないけれど、すぐ目の前に落ちてきた葉です。
Photo_20211111215501

管理棟の前にあるケヤキの株元を見ると2本がくっ付いているような?同じ樹に見えて、黄葉と紅葉にしっかり分かれてました。
どちらもケヤキなの?
1029  

10月31日
衆議院議員選挙の日、朝食後に夫と投票に行き、久々 一緒に公園まで散歩しました。ほんの少し歩いただけ。
写真もこのケヤキ黄葉1枚のみ
Photo_20211108152701

11月5日
ユリの木の黄葉はかなり散ってます。
1105

11月10日
ウォーキングコースのイチョウが見頃に
Photo_20211121161001

11月11日
池畔の紅葉が色付き始めました。
1111_20211121170201

これを向こう側から撮りました。
左の黄葉がメタセコイア、その並びがトウカエデです。
Photo_20211121170601
1111_20211121170901

プラタナス落葉
1111_20211123153501

プラタナス落葉に捜す鍵ひとつ    蘖

『鍵は1つに決まっている。小さき鍵 にしましょう。』
と、先日の句会の添削でした。
どちらにしても、スッキリしませんね。
昨年のことですが、体操の会員が車の鍵を落としたというので、皆で落葉を掻き分けてさがしたのですよ。


11月17日
久々たっぷり園内散策しました。
ヤマモミジ
1117

イロハモミジ
1117_20211121171801

Photo_20211121171901

F

ツツジ?
1117_20211121172201

メタセコイア並木
1117_20211121172301

クヌギ
1117_20211123143601

ミズキ
1117_20211123143801

アカシデ
1117_20211123144101

イヌシデ
1117_20211123144201

エゴノキ
1117_20211123144401

エノキ&エノキの中からの景色
1117_20211123144501

ハクモクレンとサザンカ
1117_20211123144601

蔦紅葉
1117_20211123145101


日本庭園入口
1117_20211123144801

以下 日本庭園内での写真です
C_20211123145501

B_20211123145601

D_20211123145701

石蕗の花
1117_20211123145901

枯蓮
1117_20211123150001

1週間経って、きょうは紅葉がより鮮やかになったことと思います。
残念ながら、昨日 体操&柔力球をして、明日は錦秋の公園をと思っての帰り道、歩き過ぎてはいないのに、膝が痛くなって。家の階段が辛い。一晩で治る筈が、何故か今日もダメでした。
という訳で、きょうは俳句の勉強を少し。

昔、教科書で覚えた印象深い落葉の句

啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々  水原秋桜子

啄木鳥(秋)と落葉(冬)で季重なりですが、切字の や を使って、啄木鳥が焦点(季語)になってました。


木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ  加藤楸邨

この句は 破調かと思いましたが、8・4・5の17文字です。
なので、5・7・5ではない 句またがり(文節の終わりと句の切れがあってない)であると。

因みに 楸邨は秋桜子に師事していました。

 

 

 

 































 

 

 

 

 

| | | コメント (6)

2021年9月26日 (日)

曼珠沙華、コスモス、コムラサキなど

彼岸の頃に咲く彼岸花も盛りを過ぎて、今日は彼岸明け。
彼岸花の別名は曼珠沙華。
梵語で天上に咲く赤い花の意味とのことです。

9月19日、公園の曼珠沙華です。
Photo_20210926111201

Photo_20210926093601

0919

日本庭園の この静かな感じも好きです
Photo_20210926094201 

西国の畔曼珠沙華曼珠沙華      森 澄雄

呪文めく名はまんじゅしゃげまんじゅしゃげ  蘖

9月半ば、公園のコスモスがちらほらと咲き出しました。
Photo_20210926100201

Photo_20210926100301

花数は未だ少ないけど、虫たちが来てますね。
揚羽蝶
Photo_20210926100501

ハナムグリ
Photo_20210926095801


Photo_20210926100001

蜘蛛?
Photo_20210926100101

コスモスをコスモスらしくするは風   蔦 三郎

コスモスや吾子が恋人つれて来て       蘖

公園からの帰路に咲いていました。
コスモスとは別種の黄花コスモスです。
Photo_20210926101301

ムラサキシキブにはコムラサキと言うのもあると。
ムラサキシキブは自生種で 樹高が高く枝が直立していて、実の付き方は疎ら。
コムラサキは園芸品種で、樹高1~2m、枝を垂らすように伸ばし、沢山の実が付く、との事。

市民医療センターのこれはコムラサキと思います。
花が咲いた時は、何の花か分からずに掲載した所、ムラサキシキブかコムラサキでしょう。とコメントで教えて頂いて居りました。ありがとうございます。

その花は知らねど紫式部の実    松尾静子

Photo_20210926102901

Photo_20210926103501

花を掲載したのは、少し離れた場所の込み合った植込みの中で刈られてしまい、少しだけ残った枝に実が付いてました。一寸違うような気もしますが、花の枝は垂れ下がっていたし、コムラサキでしょうね。
Photo_20210926111901



保健センターの裏に回る小径には白い実のムラサキシキブがありました。
シロシキブと言うのかな?

白もまた仕上りし色式部の実     中野孤城

Photo_20210926105101




| | | コメント (6)

2021年9月13日 (月)

秋海棠、百日草、百日紅

8月下旬、公園(日本庭園)の秋海棠が咲き出しました。
秋海棠は雌雄異花で同株です。
先ず雄花(中央に黄色い球状の雄蕊があり正面を向いて咲く)後から雌花(雄花の下に俯いて咲く)が咲くようです。
左が雄花、右が雌花(未だ蕾)だと思います。
Photo_20210913142101

秋海棠西瓜の色に咲きにけり    松尾芭蕉

西瓜の色に・・・花の瑞々しさが伝わってきます。
Photo_20210913142401

正岡子規は病床から 秋海棠の句を沢山詠みました。

その中の ほんの一部です

臥(が)して見る秋海棠の木末かな

秋海棠に向ける病の寝床かな

雨に痩せて秋海棠のそゞろ也

露ほろほろ秋海棠のゆれにけり

蕾多き秋海棠の寫生哉

紙ににじむ秋海棠の繪の具哉

妹が庭や秋海棠とおしろいと

子規は絵も描いたのですね。
鶯谷の子規庵は朝顔市の帰りに 寄ったことがありますが、中には入れず。
コロナが収まったら、鶏頭の咲く頃に見学できたらと思います。

 

市民医療センターの花壇には百日草が咲いていました。

ああ今日が百日草の一日目    櫂末知子

これよりの百日草の花一つ    松本たかし

どちらも長い花期の始まりを詠んでます。
私は櫂末知子さんの句が好きです。

花は雨に少し傷んでますが、シジミチョウが あの花この花と飛びまわっていました。
Photo_20210913152801

Photo_20210913152802

キリギリスもいましたよ
Photo_20210913152803


蝶歩く百日草の花の上   高野素十

雨止みし百日草に虻多し  武田 操


公園にも咲いていますが、帰り道で紅と白と一緒に咲いていました。
これも花期の長い花 百日紅(サルスベリ)です。
百日間ピンクの花が咲くので付けられた名前です。
一度咲いた枝先から再度芽が出て花を咲かせます。
白花は(百日白)と書きます。
幹がスベスベで猿も登れないというので、「猿滑」とも。
0828

0828-2

炎天の地上花あり百日紅     高浜虚子

炎天と百日紅、ともに夏の季語で「季重なり」では?
季重なりは避けた方が良いと教えられました。
ですが、どちらが主役かはっきりしている場合や、同じ季節の季語を重ねて季節を強調させている場合は良いと。
虚子の句の「炎天の」は「地上」を修飾しているので、主役は百日紅になると。
なるほど・・・
季重なりの句は、私は まだやめておきましょう。

 



| | | コメント (4)

2021年7月11日 (日)

捩花(捩摺 )&もじずり石の思い出

看護学校 裏の駐車場に捩花が沢山咲いていました。
ピンクの小花が、らせん状に咲いて、すっと伸ばした花穂。 趣のある花です。
何故、らせん状に捩じれて咲くのでしょう?

花がみな一方向に向けば、茎が傾くので、花が工夫して 捩じれるように花を付けるようになったと。
賢いですね。
我家のグラジオラスは雨の中に咲いて、茎が傾きます。
支柱をしても 花穂が折れたりします(>_<)
捩じれグラジオラスに進化してくれるとイイね (^_-)-☆
Photo_20210708145001



文字摺とわかって見れば面白し   中田みづほ


捩花は捩摺(もじずり)とも言います。
捩摺は、平安時代以前に 忍草の葉を布に摺りつけて、捩じれ乱れた模様を染めたもの。また、捩じれたような模様のある石に 布を当てて摺り込んで染めたものです。
その もじずり石が福島県の文知摺観音(安洞院)にあります。
Photo_20210708145201

芭蕉は「おくの細道」で此処を訪れています。
本文 『あくれば、しのぶもぢ摺の石を尋ねて、忍ぶの里に行く。遥か山蔭の小里に、石半(なか)ば、土に埋もれてあり。里の童べの来(きた)りて、をしへける、「むかしは、この山の上に侍りしを、往来(ゆきき)の人の、麦草(むぎくさ)をあらして、この石を試み侍るをにくみて、この谷につき落せば、石のおもて、下ざまにふしたり」と云う。さもあるべき事にや。早苗とる手もとやむかししのぶ摺 

私は 8年ほど前に、芭蕉の足跡(おくの細道)を訪ねるツアーに参加しました。
ここの住職さんのお話ですが、「早苗とる・・・・」の句の原句は「早苗つかむ・・・・」であったと。そのことが分かる資料が保存されていました。
クリックで少し拡大できます
Photo_20210708145301

百人一首にも詠まれてますね。
みちのくの忍もじずり誰故に乱れ染めにし我ならなくに    河原左大臣

都からの按察使(巡察官)であった源融(河原左大臣)と土地の長者の娘(虎女)との悲恋物語です。
Photo_20210708145302

捩花を見て 思い出に耽ってしまいました。




| | | コメント (10)

2021年7月 4日 (日)

朝顔、グラジオラスなど

7月になりました。
朝顔がぽつぽつと咲き出しました。
最初に咲いたのは、買い求めた黒ポット1株の雪姫 
八重又は半八重咲とラベルに記されていました。
花は小ぶり、以前育てた 桔梗咲き朝顔に似てます。
Photo_20210704105601

種を蒔くのはもう止めようと思っていたのに、また 今年も蒔きました。
花色は4色、早咲き と記されてました。
雨で花弁が破れたり、ゆがんだりで、綺麗に撮れませんが、雨雫をまとった姿も良いと思いました。
Photo_20210704112501

朝顔の裂けてゆゝしや濃紫   原石鼎(はら せきてい)  

朝顔は秋の季語です。
俳句を始めた頃は、夏と思っていましたから、どうして?
歳時記に載ってないの?
不思議に思ったことでした。

原 石鼎は 大正~昭和の俳人
「鹿火屋」を創刊・主宰

**********

グラジオラスも花色が揃ってきました。
アフリカに仲間が多く、日本には 明治時代の初めに渡来し、オランダアヤメ、トウショウブと呼ばれたようです。
Photo_20210704114101
Photo_20210704115701

グラジオラス手向けてガイド嘉門次碑   宮脇白夜

上高地の上条嘉門次は、日本近代登山の父、ウォルター・ウェストン(イギリス人の宣教師)の登山案内人を務めたことで有名です。ウェストンは、日本アルプスなどを世界に広く紹介しました。

**********

何年かぶりに、ゴーヤを植えました。
1株づつ、2鉢です。
花は咲けども実にならず、雄花ばかりと思っていましたが、7月に入ってから、実が付いているのに気がつきました。花の後ろに、小さな 小さな実を付けた状態は、見逃しました。
その後にもう一つ小さな実を発見。
ゴーヤの収穫は少しづつずれた方が良いです。
二人だけですから
Photo_20210704120401

苦瓜やぶらさがるものみな愉し    長嶺千晶

長嶺千晶は 季刊俳句同人誌「晶」 の代表

********

今年はじめての我家の子蟷螂、アルストロメリアの花の中に居ました。
可愛い~
兄弟たちも居るはずですが、見当たらず・・・
Photo_20210704122301

蟷螂は秋の季語ですが、
蟷螂生まる は夏の季語です。

蟷螂や生まれてすぐにちりぢりに 
          軽部鳥頭子(かるべ うとうし)


蟷螂の草刈る傍に生れけり  尾崎紅葉

軽部鳥頭子は 昭和時代の俳人
尾崎紅葉は 「金色夜叉」で有名な小説家

********

梅雨の晴れ間に、我家にもツマグロヒョウモンが飛んで来ました。ホシギキョウの葉から イカリソウの葉へと、これは♂です。
Photo_20210704123701

蝶は春の季語ですが、このヒョウモン蝶や揚羽蝶などは夏の季語になります。

夏蝶や歯朶ゆりて又雨来る    飯田蛇笏

黒揚羽ふわり君との別れかな    蘖

| | | コメント (4)

2021年6月27日 (日)

6月の公園

3月の下旬頃から9,000歩近くなると 膝に違和感が出て、歩かないでいると回復し、を繰り返していました。
最近は公園の体操後に 散策すると 帰宅途中から痛くなってきます。
というわけで、園内での散策を控えめにした6月の写真です。

蛍袋
昨年もここに咲いてましたが、今年はかなり殖えてビックリです。野山などでもよく見かける多年草です。

宵月を蛍袋の花で指す     中村草田男
もごもごと虻ゐるほたるぶくろかな 
                   飯島晴子

Photo_20210627085701

紅葉の花後の種
プロペラが付いて 風によく飛ぶようになってます。
これは、イロハモミジと思いますが、枝から下に垂れるものと、葉の上に立つものとあるようです。
また、プロペラは2枚と思っていましたが、3枚のものも有りますね。
Photo_20210627085801
Photo_20210627085802

こちらはトウカエデと思います。
プロペラに赤い色がありません。
Photo_20210627085803

スイセンノウ
毎年 咲く多年草です。
条件が悪いと一年草になるとか・・・
株はビロードのような白い毛でおおわれて、小さいけど 赤い花に惹かれます。
八重咲もあるようですが、見たことないですね。
漢字で書くと「酔仙翁」、花が赤いことから ほろ酔いの仙人を連想して付けらたようです。
白い立葵が仲間入りしてます。
Photo_20210627090101

オカトラノオ
虎の尾と名がつく植物は多いのですが、俳句の季語の虎尾草(とらのを)はこのオカトラノオをさすようです。

虎の尾のさゆらぎもせぬ湖ほとり 
                今井千鶴子


Photo_20210627090102

キョウチクトウ(夾竹桃)
夾竹桃は、原爆投下後 いち早く花を咲かせたことから、復興の象徴として、広島市の市の花に指定されており、市内に数多く植えられているとのことです。
Photo_20210627212101


夏椿
沙羅の木、又は 沙羅双樹とも呼ばれますが、釈迦が入寂時に その根元に横たわったと言われ、また、平家物語の冒頭に登場する沙羅の木は、この夏椿ではありません。

 二 三滴雨のこりゐる夏椿   福田甲子雄

Photo_20210627102401

ムクゲ(木槿)
アオイ科フヨウ属なので 芙蓉に よく似てます。
韓国の国花ですね。
夏の暑い盛りに次々と花を咲かせる一日花です。
花色は 白、ピンク、紅紫などありますが、
白花の中心部が紅色になるのは 底紅です。

道のべの木槿は馬に喰はれけり   芭蕉
底紅の咲く隣にもまなむすめ   後藤夜半

3_20210627101601

ヤブレガサモドキの花
葉が細く深く切れ込んでいるので、破れ傘ではなく、破れ傘もどきではないかと思います。
小花が集まって咲きますが、細かくて、接写してはじめて小花の様子が分かりました。
名前の由来は、春に すぼめた傘を開くようにして葉が出てくるからとのことです。
3枚目の写真は蕾の頃です。
葉の上に細く長く伸びた茎に花が咲くので、少しの風にも揺れて撮り難い花です。

破れ傘まこと破れて夏の草   高野素十
やぶれがさむらがり生ひぬ梅雨の中 
                  水原秋桜子

Photo_20210627090206

Photo_20210627090207

ラベンダー
人気の高いハーブですが、この公園では初めて見たように思います。
北海道の富良野が特に有名ですね。
一度は行ってみたいと思ってはいるのですが、いつのことやら・・・
3_20210627101701

ハクウンボク(白雲木)の実
今年5月、花が咲いていると教えて頂いて はじめて知った花木です。
花が咲けば 実も付くはず、どのような実だろうか?
興味を持って見て来ました。
青くて可愛い小粒の実がいっぱい出来てました。
Photo_20210627090201

ザクロの花

けふまでの蕾あすから花ざくろ 鷹羽狩行

蕾を見ると明日は咲くと分かる蕾があります。
先日の句会でそのことを句にしたのですが~
このようにすっきりと詠めると良いですね。
Photo_20210627101801

マテバシイの花
遠目にはこのように見えて、何の木か確かめたくなりました。
Photo_20210627101901

マテバシイでした。
すでに椎の実が出来てますね。
2_20210627101901


日本庭園の睡蓮オホネ(河骨)

睡蓮をわたり了せて蝶高く     高濱年尾
睡蓮の隙間の水は雨の文(あや)  富安風生

河骨は泥中を伸びる太い根茎を骨に例えて付けられた名前とのこと。
河ほねの二もと咲くや雨の中  蕪村
河骨の葉の抽んでて乾きをり  高浜虚子
河骨のたかき莟をあげにけり  冨安風生

Photo_20210627102001

6月ですから、紫陽花も咲いてましたね。
2~3枚撮りましたが、綺麗に咲いてはいるのですが、今年の紫陽花は一寸寂しい?
以前の紫陽花と比べてしまうからでしょうか?









| | | コメント (8)

2021年4月 1日 (木)

航空公園 花の頃

咲き満ちてこぼるる花もなかりけり  高浜虚子

満開の桜は その見事な美しさに感動しますが、時折の風に はらはらと散る花の風情がまた良いですね。
昨日は 眞にそのような光景にうっとり・・・

散る桜残る桜も散る桜  

特攻隊の歌と思うと切ないですが、江戸時代後期の良寛和尚 辞世の句とのことです。
満開に咲き誇る桜も、やがては散ってゆく定め、今を大事に生きようと思います。

園児たちは 散る来る花弁を追いかけたり、散った花びらを両手に集め 友達に散らせて見せたり・・・
Photo_20210401095001

まさをなる空より枝垂れ桜かな  富安風生

1月に亡くなった句会の先生が師事した先生の句です。
子供広場の枝垂れ桜の開花は早かったですね。
Photo_20210401095501

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな   村上鬼城

桜のトンネル?  両脇の桜の下を歩くと倖せ気分に・・・
Photo_20210401100801

廓座に四十名の花筵  蘖 (2年前の花見会)
昨年に続き、今年もサークルのお花見は出来ません。
Photo_20210401101501

Photo_20210401101502

暫く柵で囲って立ち入り禁止になっていると思ったら
今年は菜の花が咲き出しました。
Photo_20210401110301

菜の花に近寄ってみると~
菜の花の先、そこには 姫踊子草とハコベが群生してましたよ!
写真を撮っていると、明るい菜の花と桜に惹かれて、写真を撮りたい女性が姫踊子草の中に入りこんで来ました。
芝生とは違うのだけど・・・
野の花に興味が無ければ仕方ないかも?
Photo_20210401110401

姫踊子草
可愛い名前ですね
仏の座 に似てますが、葉が違います
Photo_20210401111001

姫踊子草の手前がハコベでした。
はこべの歌ってご存知でしょうか?
生まれてすぐに母親が亡くなった三女の姉に教えてもらった歌です。
♪小さい花ハコベの花~
お母さんの花~
きよらにそっと咲いて~
いつも僕を見てる花~
小さい花ハコベの花~
お母さんの花~♪
Photo_20210401111201

毎年 楽しんでいる菜の花はこちら
広いし、桜の木が沢山あって、ベンチもあって ゆっくり楽しめます
Photo_20210401114401

山吹と桜
Photo_20210401115501

桜とビル
Photo_20210401115601

テニスコート奥の階段を上った所、ほとんど人が入らない場所に ひっそりと野苺が咲いてました。
Photo_20210401115602
Photo_20210401120001

桜と乳母車
Photo_20210401120401

航空公園で撮ったと分かる桜
Photo_20210401102302

Photo_20210401102301

日本で最初の飛行機事故の犠牲者となった、木村・徳田中尉の慰霊碑。
墜落地点は公園の東方(所沢聖地霊園内)で、慰霊碑は、墜落地から何度かの変遷を経て、この公園に移されたとの事です。
Photo_20210401103801


少年航空兵の像
翼を抱き、空を見上げる 少年兵3人の像は、陸軍航空整備学校内に建てられたもので、当時の少年飛行兵、整備兵のシンボルだったと。
Photo_20210401105101

桜が咲き始めた頃、いつまでも熱心に見ている方が・・・
これだったのですね。
メジロさんが沢山いましたが、なかなか撮れませ~ん。
Photo_20210401121301

日本庭園に白い花の咲く木があって、名前が分かりません。
ある日、大きなカメラで撮っている方に聞いてみました。
「分かりません」と言いながら、カメラを外して、スマホで花を撮って、
「リキュウバイです」と教えて頂きました。
便利ですね。有難うございました。
Photo_20210401121901

日本庭園の躑躅も見頃でした
Photo_20210401122301

この頃の3日分を纏めました。
拙い記事を長々と失礼いたしました。

 

| | | コメント (4)

2021年3月23日 (火)

公園の黄色い花と俳句(春)

今日は一日 穏やかな晴天、桜は見頃に・・・
でも~ 人間ドックを明日に控え、花粉症が出ると困るので、今日は外出せず。
公園に咲いていた黄色い花の写真を纏め、俳句を調べ 鑑賞しました。

公園の菜の花畑に園児たちがやってきました。
黄色い菜の花の向こうから 一列に並んだ可愛い赤い帽子が近づいて 菜の花を前に写真を撮っていました。
Photo_20210323100102

菜の花に枝垂れ桜が揺れて、芝生の丘には家族連れ、平和な ひと時
Photo_20210323100101


菜の花や月は東に日は西に  与謝蕪村

菜の花といえば、先ず 有名なこの一句。
スケールの大きな景色。
未だ明るい夕刻、一面の菜の花の中で、東に昇り始めた月、西に沈みゆく太陽・・・
東に昇る月は満月か満月に近い月、西に見える月は三日月です。


菜の花の中に小川のうねりかな  夏目漱石

長閑な春の情景が スッと思い浮びます。
漱石の俳号は 愚陀仏です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

蝋梅園のラッパ水仙が見頃です。
昨年よりも殖えてますね。
Photo_20210323111301

柵に沿いに咲いている水仙を 屈みこんで撮りました。
白い花弁は清楚で良いですね。
Photo_20210323111501

喇叭水仙のぞくものではありません  川﨑展宏

喇叭水仙笑ひ上戸の集ひけり     渡辺恭子

喇叭水仙を詠んだ句は少ないのですが、その中で、心に残った句です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

待ち遠しかった三椏が咲き出しました。
私が三椏の花をアップで撮ると いつもピンボケ、後ピンになってしまうのは何故?
Photo_20210323112301 

三椏の花三三が九三三が九   稲畑汀子

三椏の枝は三つに分かれ、別れた枝が また三つに分かれ、花はその枝先に咲きます。
作者は 三椏の花を見た時に思わず九九を口ずさんでいたとのこと。
花の咲く様子を知れば、なるほど そうですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

園内あちらこちらの連翹が見頃。
春の水に映える 池の連翹が一番きれいかも?
残念なのは池の中の小島に咲いているので 近づけません。
Photo_20210323113001


連翹の奥や碁を打つ石の音   夏目漱石

これも漱石の句です。
春の昼下がりでしょうか。
庭に連翹の咲いている家があり、見事な連翹に足を止めると、縁側で碁を打つ姿が見えた。
通りまでは届いてないと思うけど、 碁を打つ石の音がピシッと響きます。
連翹や ではなく、連翹の奥やで切ってますね。
中村草田男の、万緑の中や吾子の歯生え初むる と同じ切れで、なかなか真似できません。


連翹の何も語らず黄より葉へ  渡辺桂子

この句にハッとしました。
葉の出る前に 黄色の花をびっしりと咲かせる連翹を「何も語らず、黄より葉へ」このように詠めたらと・・・
渡辺桂子は 渡辺水巴に師事し、後 水巴と結婚した俳人です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

これ、何の花後かお分かりでしょうか?
遠目には花が咲いているように見えました。
サンシュウの花後です。
Photo_20210323113601

3月上旬、サンシュウの花
Photo_20210323114901

山茱萸の花にぞろりと佇める   深見けん二

早春の散策、吟行の方々かもしれません。
サンシュウの花を見上げながら何やら話している様子・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーー

日本庭園、紅葉の根元に咲いた小さな花。
ヒメリュウキンカです。
濃い緑の葉に 小さいながらぱっと開いた黄色小花が愛らしいです。
Photo_20210323113901

リュウキンカは俳句の季語にはないですね。


 

| | | コメント (4)

2020年1月14日 (火)

蝋梅と冬の公園

1月12日、午後から、公園に出かけました。
家を出るとすぐに雨がポツポツと、傘も持たずに出ましたが、すぐに止んでホットしました。散策中は降られませんでしたが、帰路にはまたポツポツと、帽子を被っていて良かったです。

園の蝋梅は日ごとに花数を増し、訪れる人がちらほらと、カメラを向ける姿も多くなりました。
あいにくの曇天ですが、航空公園らしい背景をと…

 蝋梅の香の一歩づつありそめし  稲畑汀子
1_20200114110701


3_20200114110701

222_20200114113101

ろうばい園を出て、隣接する日本庭園へ…
囲われた奥に水仙が咲いていました。

 水仙に年の行き来のありし白  森 澄夫
6_20200114110701


前日に手入れが済んで 清々しい松

 色変えぬ松には齢なきごとし  鷹羽狩行
7_20200114110701


晩秋から初冬に、鮮やかな黄色い花を咲かせた石蕗の花は綿毛に…濃い緑の葉が印象的でした。

引きかへて白い毛になる石蕗の花 鬼貫
                 (江戸中期、芭蕉と並ぶ俳人)
9_20200114110801

山茶花の赤い花をバックにきれいでした。
4_20200114110701


枯園に春を待つ三椏の蕾 

 枯園に何か心を置きに来し 中村汀女
8_20200114111001

暖冬の寒鯉
ヒレナガニシキゴイは枯葉とともに空へ舞い上って行く???

寒鯉はしづかなるかな鰭を垂れ  水原秋櫻子
P1122992-2

園内のあちらこちらで山茶花&椿の赤が目に付きます。
山茶花と冬木になったメタセコイア

 山茶花を雀のこぼす日和哉  正岡子規
5_20200114110701
山茶花の垣の果てまで遠まわり  蘖

句会を控えて まだ句が揃いません。
5句ないと出席できません。
いつものことながら、ギリギリにならないと集中できない私です。
あと2句なんとかしなければ・・・

 



  



 

| | | コメント (4)

2018年1月22日 (月)

NHK全国俳句大会 の一日

1月21日、第19回NHK全国俳句大会がNHKホールにて開催されました。         1_2

12月に入ったある日、思いがけず届いた朗報。

なんと、特選に内定したと・・・

3句入選の内定は頂いておりましたが、その中の1句が特選とのこと・・・

もう、ビックリの一言。

大会当日、ステージで、選者の先生方と同席させていただくことになりました。

そのことがいつも頭の中に・・・ 何となく落ち着かない日々でした。

 

迎えた当日、主人と一緒に原宿駅へ。 本人と関係者は入場時間が異なるので、私はNHKホールへ、主人は駅で家族と待合せました。

 

会場で入場前に写真を撮ろうと思ったのに~ 一人になったらすっかり忘れています。

本人は入場すると、休憩時間を含め閉会まで、関係者との行き来は出来ません。

 

控室の席にお茶とプログラム・入選作品集があり、先ず、選者の先生を確認しました。

選者の先生は当日まで知らされておりません。年末に句の背景について男性からの電話があり、やはり男性でした。自由題の特選は一席と二席があり、私が一席だったのも嬉しい驚きです。

幕の内弁当を頂きながら、大会の流れを含め 細かな説明がありました。私には聞き取れないところもあり、ちょっと不安。でも、お隣の方が明るく、気さくな方で良かったです。

 

ステージに移動し、いよいよ開幕。「幕が開きます」と言われてからの僅かな時間。一番緊張しました。髪に手を当てる姿もちらほら・・・私一番後ろの段でした。

 

私の足元にはスピーカーが用意され、スクリーンの様子はグループごとの机に置かれた小さなモニターで、見ることが出来ます。 モニターを見ると顔が下がるので、自分の句が発表される時は顎を上げるぐらいの姿勢で、と言われたのに、気になってモニターを見てしまい、えっこんな顔って・・・失敗しました。

句会の方4名と家族5名には ホール前方の座席が用意され、これも確認できました。

 

休憩をはさみ前半は題詠「山」の披講と選評、飯田龍太賞の表彰。後半はジュニアの入賞発表、自由題の披講と選評。 先生方それぞれの俳句についてのお話もあり、最後に大会大賞3句の発表と表彰。来年度の題詠の発表で、閉幕しました。           Photo_3

 

 

龍太賞(15句1組)は流石です。

テーマに沿った素晴らしい句を15句も・・・感動しました。 

 

ジュニアの句には、ユニークな発想や、妹とか祖母を思う優しさがあり、温か~い気持ちになりました。

 

閉幕後にその場で一同の記念撮影し、控室に戻りました。

控室に賞状が届いており、特選になった句が 別の先生の秀作にもなっていて、その賞状もありました。特選は筒入り、秀作はA4を大きくしたサイズ。私は小さい方がファイルに収まるので良いんですけど。

 

閉会後は私が外に出るまで約1時間 掛かると言われていたので、句会の方にはお帰り頂き、家族には待ってもらい(長男は福島なので、先に帰り)、うどんすきの美々卯で食事しました。

次男の嫁のお母さんから思わぬお祝いの頂き物。

ありがとうございます。とても嬉しいかったです。                Photo_4  

 

 

大会の様子は編集後2月10日に放送されますが、時間の都合で、ほとんどの方が、作品のみの紹介になるとのこと。私は作品のみと思いますし、それで充分。

 

きょう22日、今、外は雪が降って、家の前の道が白一色、庭木にもかなり積もってきました。

きょうでなくて良かった~

 

 

 

 

 

 

 

 

| | | コメント (11) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧