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2018年4月26日 (木)

山形県・福島県へお花見に(2日目)

4月21日(2日目)
AM7:50 ホテルを出発
山形鉄道フラワー長井線 の鮎貝駅から現地案内人の方に同行して頂き、山形県南部の置賜さくら回廊を巡ります。
置賜さくら回廊は南陽市、長井市、白鷹町をつなぐ約43㎞に渡る桜の観光ルートで、沢山ある見どころの中の6ヶ所を見学しました。
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名前の由来は、薬師如来の守護神が十二神あり、その十二神将と薬師如来のお堂が此処にあったからだそうです。現在 お堂は別の場所に安置されているそうです。
エドヒガンザクラで、樹齢400年ほどの老木の古株(2代目)が残り、現在はその3代目が大木になりました。1代目はなくなってしまったとの事。
 
周辺の桜。一番手前はソメイヨシノ。
案内の方がソメイヨシノとエドヒガンの違いは樹肌の皮目が縦か横かで見分ける。
ソメイヨシノは横、エドヒガンは縦だそうです。でもね、齢を取ると縦にも横にも出ますねって・・・
ソメイヨシノの寿命は60年位と短いようです。 
エドヒガンザクラはとても長命で、千年級のものが数多く存在します。                         
 Photo_8
土筆が沢山生えていてビックリ。
 
 ここばかりではありません。何処にでも 沢山生えていました。
 
 
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Photo    Photo_2               
樹齢1200年のエドヒガンザクラです。
坂上田村麻呂が奥州征伐の時、お手植えしたとのこと。
瘤のように見えるのは不定根といい、老木になって空洞になった幹から根が出て、やがて地面に達すると根が一気に太って、 樹勢が回復するとのことです。                             Photo_2

次の 釜の越桜 までは近いので歩きます。                            P4214024

途中の民家の庭に咲いていました。
黄色い花のカタクリ! 初めて見ましたよ。                         Photo_5

 
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樹元に並んだ3個の巨石は、この地の西方の山 三麺峰 に源(八幡太郎)義家が居陣した時、この石で竈を築き兵糧を炊いたと伝えられています。

パンフレットには「釜の越農村公園の桜群」と記載されています。               Photo_7
 
 

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予定にはなかったのですが、見頃なのでと、案内の方が追加してくださいました。
個人宅に植えられた国指定天然記念物の桜です。
樹齢1200年。高さ14m、枝張東西27mの巨木。                          Photo_9
伊達政宗が14歳の初陣で敗北し、この桜の洞に隠れて生き延びたと伝えられ、後に家臣の横山勘解油(かげゆ)を遣わせ、手厚く保護にあたらせた とのこと。   

 

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大正天皇御即位大典の記念に最上川の両岸 さくら大橋~長井橋間約2㎞に ソメイヨシノ 300本が植えられ、「千本桜」、「土手桜」と呼ばれています。
ここから最上川は見えませんでした。
桜並木を背に、ツアーの一行が眺めているのは、船着場跡ですが、ちょっと分かり難いです。            Photo_12    
 
次の久保桜へと歩いていた時のこと、ふいの風に 思わぬ花吹雪・・・                    Photo_19
 
 
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樹齢1200年のエドヒガンザクラ。
坂上田村麻呂と土地の豪族久保氏の娘との悲恋の伝説を聞かせていただきました。
昔は枝が40アールにも広がったので「四反桜」とも呼ばれたと。
 
幕末の頃、乞食が根元の洞に宿って炊事したところ、火が木に燃え移り、大枝2本、その他の枝も枯れた。その後、支柱を立て、柵を作って保護を続けたが、火を受けて不定根が出来にくいので、樹勢回復作業を行っているとの事。 Photo_4                                              
不定根の部分が割れてますが、4年ほど前に見た山高神代桜(山梨県)に似てますね。
一回りして撮ってみました。                                                                                                                                                                                                                                                                               
    
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バスで鮎貝駅に戻り、ここから長井駅まで、山形鉄道フラワー長井線(ローカル線)に乗車します。                                                                                       Photo_21
ホームからの景色   のどかで、気持ち良かった~                   Photo_22

ゆっくりと電車が入ってきました。                   Photo_5                                 
のどかな風景に心和ませて16分間の乗車。
(久保桜のあった)長井に戻ってきました。
今度はバスで喜多方(福島県)へ向かいます。

 

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🌸日中線記念自転車歩行者道🌸
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長い名前ですね。
廃止された旧国鉄日中線の跡地で、約3㎞の遊歩道に枝垂桜が並びます。                Photo_24

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途中、当時運行していたSLが展示されていました。                      Photo_26
私たちはここで戻ることに・・・
帰りも新幹線なので、集合時間 厳守 ですから・・・

枝垂桜の下の芝桜やムスカリもきれいでした。                       Photo_27

もう一度ローカル線に乗りました。

福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶ 只見線を 会津宮下駅から会津柳津駅まで。

沿線の桜を楽しみながら、約20分の乗車でした。

 

磐梯サービスエリアで、磐梯山の雄姿に見送られて、新白河駅に戻ってきました。Photo_7

 

今年の桜は早かったので、半ば諦めていたのに、何処の桜も美し姿で迎えてくれました。
天気も良く、無事 帰宅できたことに感謝です。

 

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2018年4月24日 (火)

山形県・福島県へお花見に(1日目)

桜を巡る旅、今年は福島県と山形県へ1泊2日のツアーで出かけました。
 
1日目 4月20日(金)
新幹線 新白河駅下車、バスで飯坂温泉へ。
最初は、桜ではなく、「花ももの里」でした。
園内の案内板                                       Photo
 
入口を入ると右手に 明るく黄色い菜の花畑・・・
その先が赤・白・ピンク・・・桃源郷です。                       Photo_2 1             2

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一番奥まで行くと飯坂温泉街を見下ろせたようですが、気が付きませんでした。
見学時間は20分ぐらい。

次は山形県南陽市のえぼし山公園へ・・・
この公園は、明治時代に地域の有志が作った公園で、約160本のエドヒガンサクラがあるとのこと。                            Photo_4

眼下に赤湯温泉街                                          P4203889_2                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

遠くに連山を望む景色が素晴らしい!                                    P4203892

烏帽子山八幡宮
公園内にある神社です。
鳥居は石造りで継ぎ目がなく、立札に 日本一の大きさとありました。                                           Photo_5

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境内の烏帽子石
この公園の地名も 神社の社名も この石から名付けられた との説明版あり。                                             Photo_8

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公園にはエドヒガンの他、樹齢百余年のシダレサクラやソメイヨシノなどあり、千本桜と呼ばれています。 二代目 岐阜の薄墨桜、二代目 石川県輪島の阿岸小菊桜、兼六園菊桜などがありました。                                   Photo_9 

 

この桜には 「見返り桜」と名前が付いていました。                         Photo  

見学時間は40~50分。
昼食の幕の内弁当は移動中のバス車内で頂きましたが、このような所でゆっくり出来れば・・・と思います。

1日目の最後は長井市の長沼孝三彫塑館・丸大扇屋の見学です。
300年ほど前の長井は最上川の舟運で栄え、長沼孝三氏の生家は反物を扱う丸大扇屋と呼ばれた商家。その屋敷が往時を偲ばせるままの姿で残っている。
市がその土地建物と長沼氏の彫像を譲り受け、一角に彫塑館を建設、また隣接する明治の旧郡役場(小桜館)の跡地を含め文教の杜として整備しています。(パンフレットより)

彫塑館 
西洋的なものではなく、桜下念仏とか、日本独自のデザイン感覚を追求したとのこと。                                     Photo_3

丸大扇屋
全7棟の建物が保管され、当時の道具など見学できます。                      Photo_4

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隣接の小桜館(旧郡役場)
現在は地域住民の文化活動の場として利用されています。この日は ちぎり絵作品が展示されていました。                                        Photo_7

この日の宿は蔵王温泉。
露天風呂から見上げる三日月と一樹が素敵でした。
樹の名前は分かりません。
桜だったら・・・ もっと感激したかも?

ここまで来て蔵王のお釜は予定に入っていません。
以前 お釜の全景をバッチリ眺めましたが、友人は山形県は初めてで、残念がっていました。

 

 

 
 

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2014年4月21日 (月)

山梨県へお花見に

桜の季節も過ぎ、はなみずきが赤・白・ピンクと見頃です。2週間ほど前に友人とバスツアーで1泊2日、山梨県の桜を観に行きました。
4月5日(土)
山高神代桜
樹齢2000年ともいわれるエドヒガンザクラで日本最古の大古木です。
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北杜市の寄附付きパンフレット(100円)によると
最盛期は幕末から明治初期と考えられ、最盛期を過ぎたとは思えない堂々とした写真(明治40年撮影)が掲載されていました。昭和23年には「3年以内に枯死する」との宣言を受け、樹勢回復工事を行いました。調査の結果、衰弱は根圏の環境の急変や悪化が大きいとされ、土壌微生物による大規模な土壌の入れ替えを進めたとのことです。
幹の中心部
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沢山の支柱が支えます
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すごい!
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きれいに咲いています。この日は晴れていましたが、  
 曇りつつ 風ある花の こずゑかな 
                飯田蛇笏(山梨県出身)  
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神代桜のある実相寺山門
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参道
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参道脇の水仙が見事に咲き誇っていました。
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山門前の道路から、甲斐駒ケ岳(山頂は見えませんが)と神代桜Photo_11 この後ワイナリーの見学と試飲をして、慈雲寺向かいました。

慈雲寺の糸桜
エドヒガンの変種で、樹齢300年とのこと
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満開で見事!!感激です!
   咲き満ちて こぼるる花も なかりけり  高浜虚子
の思いです。
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しだれる花に囲まれて、根元より見上げれば、
  まさをなる 空よりしだれさくらかな  富安風声
の句が自ずと思い浮かびます。
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慈雲寺の山門前に樋口一葉の像がありました。この地は一葉の父母のふるさととのことです。
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山門
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宿は石和温泉「ホテル花いさわ」、早い時間の到着でしたが、附近の散策もせず、久しぶりに会った友人と部屋でゆっくりお喋りをして過しました。

4月6日(日)
身延山久遠寺の桜
樹齢400年とされるしだれ桜です。桜の名所として知られている久遠寺は日蓮聖人によって開かれた日蓮宗の総本山で、広い境内には荘厳な伽藍が並び、角度により背景の伽藍を変えて楽しめます。
祖師堂を背景にした桜
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上から本殿・報恩閣・五重塔Photo_27

ここへは駐車場から斜行エレベーターを使って来ました。
斜行エレベーターと周辺の桜
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ここからロープウェイで上った身延山山頂に奥の院があります。
身延山山頂は標高1153m、まだ少し雪が残っていました。
奥の院は日蓮聖人が、身延山にいた9年間、故郷の千葉県小湊のご両親と師の道善房を偲んで追慕された思親大孝の霊場で、思親閣と呼ばれているとのことです。
上から裏参道側の入口と札所・仁王門・祖師堂・開基堂
Photo_18 境内に日蓮聖人お手植えの杉4本がありました。
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山梨県から静岡県に入って
三嶋大社の桜
境内の桜は15種約200本もあるとのこと。
参道は花のトンネルに
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桜が映る池も素敵です。
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池の畔に若山牧水の歌碑がありました。
 のずゑなる 三島のまちのあげ花火
        月夜のそらに 散りて消ゆなり
牧水は宮崎県の生まれですが、三島市の隣の沼津市に住み三嶋大社の夏祭りの花火を見てこの歌を詠んだそうです。 
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三嶋大社 本殿
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何処の桜も美しく、見ごたえたっぷりでした。数百年~二千年という歳月の桜や杉!ほんとに素晴らしい! 山高神代桜とそれを守る方々の頑張りに感動しました。

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2013年2月24日 (日)

航空公園 散策

先日 ジャンバーのポケットからデジカメを落としたので、壊れてしまいました。撮影する時の被写体が見えないのです。シャターを押せばメモリカードには入っているのですが、これでは困るので、新しく買い換えました。使い慣れたのと違い戸惑うばかりです。幸い5月までツアーはお休みなので、今のうちに練習をと思い、昨日、航空公園に出かけました。きょうは風が強く、砂埃がひどかったのですが、昨日は穏やかで良かったです。
友人が茶室の紅梅・白梅が綺麗だと言っていたので、まずその彩翔亭から
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筧の水を飲んでいたヒヨドリ
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白梅
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紅梅
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山茶花
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彩翔亭を出ると蝋梅園です
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次は冬木立 子供が登ったり、乗せてもらったりしていました。
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枯芝 ボール遊びしたり、敷物をして遊ばせたりしています。
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池には鴨が沢山いました
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新しいデジカメはタッチパネルも使えます。でも、花にタッチしたつもりなのに、葉の方にピントがあってしまったり、そんな失敗が何枚か有りました。

























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2012年5月 8日 (火)

三陸路を訪ねて (3日目)

5月1日、休暇村 陸中宮古に「姉ヶ崎自然の小径 散策マップ」が有ったので、朝食前に30分コースを散策しました。海の眺めが良く、カタクリ、菫など可憐な花がさいていました。写真はクリックで拡大します
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姉ヶ崎展望台から
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姉ヶ崎はウミネコ、ウミウの繁殖地とのこと。遠くてはっきり撮れませんでした。
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浄土ヶ浜展望台から。案内板の写真と比べると日の出漁港が津波で破壊されているのが分かります。
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日の出漁港、手前が潮吹穴の場所
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8時半、休暇村を出て浄土ヶ浜へ。パンフレットによると、300余年前に霊鏡和尚が「さながら極楽浄土の如し」と感嘆し「浄土ヶ浜」と名づけられたそうです。海水の美しさも一際で、『日本の快水浴場百選』に選ばれ、全国12ヶ所しかない 特選 の評価を与えられているそうですが、トンカチで泳げない私には関係ないか...。
津波の被害で通行出来ず、ボート乗り場だけです。私も写真を貼ってみようかと白い扁平な小石を探して拾いました。
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ボート乗り場から
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遊覧船(約40分)に乗りました。遊覧船から見た浄土ヶ浜
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姉ヶ崎
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林の向こう、白い建物が休暇村です。
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ローソク岩(左)と潮吹穴(右) どちらも国の天然記念物に指定されています。
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月山 よく知られている出羽三山の月山と同じ名前ですね。
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日出島
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船からの眺め
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美しい景観の中にも津波の被害を受けた所が沢山ありました。
浄土ヶ浜大橋  橋の下に浜に伸びていた道路が破壊されています。
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木が茶色になっているのは潮を被ったからだそうで、ここに限らずどこも皆同じです。
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震災で甚大な被害を受け、完全な復興にはなっていませんが、美しい浄土ヶ浜を見ることができました。 今まで東北は山ばかり、東北の山が好きです。修学旅行の松島以外ははじめてのところばかりでしたが、今回三陸も良い所だと知りました。 帰る私を岩手山が見送っています。 三陸路、また来ます。
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2012年5月 6日 (日)

三陸路を訪ねて (2日目)

4月30日、2日目は被害の大きかった場所を廻りました。義援金と生協で支援金付きの食品を継続して買う以外、ボランティアに参加することもなく過ごしてきた私がここで被災地の写真を載せてもいいか?躊躇いました。でも、その地に立ったということで、決して忘れることはない。これから何か出来ることがあればさせて頂きたいという思いでアップしました。
休暇村気仙沼大島の朝、昨日は真っ暗で分からなかったけど窓から海が見えました。
写真は全てクリックで拡大します
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田中浜です。朝食前に1時間ほど散歩しました。
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高台にある休暇村からすぐ下の海岸へ降りると、体験四阿がありました。水道の蛇口が並びキャンプ場ですね。
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ここから海を見ると
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瓦礫の山に行くと材木・車・陶器・衣類・家電等々きちんと仕分けされていました。材木も大・中・小と分かれ、ここまでするのは大変なことだったと思います。置物などが瓦礫の山の前に飾るように置かれてあるのを見ると心が和みます。
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遊歩道があった所かしら? このような楽しげな道を海を見ながら散歩したんですね。
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展望デッキ。作業の方達が休憩に使っているのでしょうか?
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1日も早く復興し、子供たちの元気な声がこの浜に戻ってきますように...

船で気仙沼に戻り陸前高田へ向かいました。
またカモメと遊びました。手に持った海老せんを取るカモメの早いこと、その瞬間は撮れません。カモメは嘴で取るけど、鳶は脚で取るから爪で怪我をしないようにとのことです。
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奇跡の1本松。近くまでは行きませんでした。
高田松原といって7万本の松の木があった所ですが、その1本だけが残り、見る人に勇気と希望を与えています。残念ながら根が塩で駄目になっているようですが、クローンが育っていると聞きました。
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車窓から見た陸前高田。この記事を書きながら、写真の整理をしていると涙が溢れてきます。復興の道のりは未だ遠いと感じます。
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中学校でしょうか?桜の中に仮説住宅がみえます。他の地区でも沢山の仮設住宅を見ました。1日も早く元の生活が出来ますようにとお祈りいたします。
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碁石海岸(大船渡市) 20分程の散策です。桜がきれい!いかせんべいも美味しかった。3種類有り、いかすみがいばん美味しかった。
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現地専門ガイドによる説明は釜石の予定でしたが、大槌町になりました。
ここの被害も甚大、町長と40名(私の聞き違いでなければ)約4分の1の職員さんが亡くなられ、復興の遅れをとったそうです。
町役場です
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お線香もお花も供えず、黙とうだけしていただければとのことで黙とうを捧げました。
公民館です
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震災前の公民館
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ガイドさんが二つの時計の針に注目して下さいと、左が町役場、右が公民館です。地震が発生したのは14時46分でした。
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大槌病院
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写真中ほど、山に向かう白い手すりのある段々があります。そこを避難していったそうで、高齢の方とか大変だったと思います。
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残っている建物はほんとに僅か
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耳が遠くて聞き取れなかったことが多く残念!説明して下さった方は若い二人の女性でした。主に説明した下さった方は震災時は千葉に住んでいて、4日間ご両親とお姉さんに連絡できませんでしたが、その後親戚の方から無事でいるとの連絡があったそうです。「皆さん泣かないで下さいね。私たちは前を向いて頑張っていますから..皆さんも前を向いて元気でね、、、」と言って下さいました。お二人のガイドさん有難うございました。復興したこの町にまた来たいと思います。

今回の一番北は、陸中海岸国立公園の北山崎です。今まで全く知りませんでしたが断崖絶壁の景勝地です。
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このツアーには三陸鉄道島越駅再建の支援金1人1000円が含まれていましたが、ここでその記念品(ハガキ2枚&北山崎の写真を貼った小石)と記念乗車券(再開した小本駅~宮古駅)を頂きました。嬉しいけど、僅かばかりの支援金でこんなにまでして頂くなくてもと思います。島越駅は平成26年3月に完成予定だそうです。
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ハガキ
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バスで島越駅まで戻りました。駅は津波で全てなくなり、宮沢賢治の詩を刻んだ碑だけが残っていました。
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赤いプレートが津波の高さです。
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小本駅から宮古駅まで三陸鉄道に乗車(約40分)、走行中の車内でも現地ガイドの方が写真を持って説明して下さったのですが、電車の音に消され全く聞き取れません(私だけですが)残念!
ここでデジカメの電池切れです。
きょうの宿は休暇村 陸中宮古です。
ホタテの釜めしは湯気でくもってます。写真はちょっと足りないね。
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2012年5月 2日 (水)

三陸路を訪ねて (1日目)

4月29日~5月1日、2泊3日のバスツアーで宮城・岩手県へ行ってきました。所沢6時15分発、川越・大宮からの方と合わせて45名の参加でした。福島・宮城・岩手と車窓から見る桜は満開を迎えてきれいでした。
塩釜で下車、松島までは遊覧船組とバス組とに分かれ、私と夫は船に乗りました。
塩釜港の桜と復興市場 
写真はすべてクリックで拡大します
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沿岸では沢山の鯉のぼりが泳いでいました。
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乗船客が撒く餌にカモメが沢山群がって一緒に付いてきます。
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松島は日本三景の一つ、きょうの海は青く穏やかでした。
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波に削られて
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有名な仁王島は大震災で頭が落ちてしまい修復中です
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松島はこの地形から他の被災地よりは被害が少なかったとのことですが、牡蠣の養殖は棚が壊され、震災前の3分の1ほどだそうです。
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福浦橋&自然公園福浦島
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五大堂(瑞巌寺所属の仏堂で五大明王像が安置されている)が見えてきました
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船を下りると通りの向こうがすぐ瑞巌寺(伊達家の菩提寺)になります
総門
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参道を進むと津波到達点の立札が有りました
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参道を抜けると大きな延命地蔵尊がにこやかに迎えて下さいます
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本堂と庫裡(国宝)は修理中でした。本堂は塀の外から見られるように階段があり、宮城県指定記念物、紅白の臥龍梅(臥せた龍の形をしているから)が綺麗に咲いていました。
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庫裡には展示物があり、伊達家代々のお位牌も有りました。その立派なこと!とにかく大きい!!等身大はあるか? 初めて見ました。戒名の最後に大居士神儀とあり、神儀とは神と同じ扱いとのこと
修理中の庫裡
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こんな樹がありました。根の下がトンネルのようになっています。ここを潜って陽徳院御霊屋へ、陽徳院は正宗公の正室愛姫のことです。

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ツアーですからもう集合時間3時半です。気仙沼港へ向かい、きょうの宿、休暇村気仙沼大島へ船で渡ります。
気仙沼が近くなると、土台だけになった家があちらこちらに見え、壊れたままの建物も増え津波の被害の大きさを改めて知らされました。
気仙沼港付近
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大島までは船で25分位です。休暇村に着いたのは6時40分頃?部屋に荷物を置き7時からの夕食会場に
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オプションで「ふかひれ姿煮」を予約していました。後から出されたので気が付いた時はすでに夫も私も半分ほど食べていました。左右のお隣さんもやはり、というわけで写真の姿煮も半分
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2011年11月30日 (水)

紅葉の京都 東山地区&渡月橋

夜行日帰りのバスツアーで、以前同じ職場にいた友人と京都の紅葉を見に行きました。28日PM10:30池袋を出発。寒いかと心配しましたが、翌29日は穏やかな温かな日になりました。京都に着いたのは5時半頃。駐車場のバスの中でおにぎり弁当を食べて清水寺へ向かいました。未だ日の出前、暗くてせっかくの紅葉も撮れません。10時15分知恩院の駐車場に集合までは自由行動ですが、7時半に清水寺の駐車場に戻ると勘違いしました。分かっていたらもう少しゆっくり出来たのに残念!
清水寺
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清水寺の名の由来となった音羽の滝。日本十大名水として有名とのこと。早朝なのでまだ空いています。写真の整理をしていて気が付きました。まあ!勇気のあること!
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少し明るくなってきました。

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初めの所に戻ると明るくなったのでまた一枚パチリ
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三年坂 八坂の塔(法観寺)が見えてきました。Photo_9

東山のシンボル 八坂の塔
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ねねの道 丸山公園へ向かう途中白壁の向こうは何かしら?
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丸山公園 知恩院の屋根が見えます
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公園をでて八坂神社へ
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丸山公園で一休みしてから知恩院へ
知恩院三門 一般的には山門だが知恩院は三門と書くそうです。3つの解脱の境地をあらわす(三解脱門)を意味しているとのこと。
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御影堂
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忘れ傘 御影堂の屋根に「忘れ傘」が有ると聞いていましたが見つかりません。警備の方にどこにあるのですか?とお聞きしたらとても親切に教えて下さいました。恥ずかしいことに私は屋根の上に有ると思っていましたが、軒裏だったのですね。長い竿を使って教えて頂きました。すぐ後に団体さんが来て説明を聞いていました。やはり案内の人がいると色々と楽しいだろうなと思いました。はじめは忘れ傘を見ずに知恩院を出たのですが、駐車場の売店で「忘れ傘」の最中を見て、お店の方に聞いたら、「有りますよ!良く見えないけど屋根のこの辺のところに、解体工事しているので見られるのは今年までですよ。見てきてくださいよ」との言葉に時間を見たらまだ9時半だったので、一人で見に行きました。友人はここで待ってるって、疲れちゃったのかな?御影堂までは急な石段が続くので...
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大鐘楼 日本三大梵鐘の一つ
さっきは見なかったので時間が有るので見てきました。 
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この鐘楼を突くのは年末のテレビでよく見ます。
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境内の紅葉
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知恩院からバスで嵐山 渡月橋に行きました。バスで40分程です。ここも1時まで自由行動です。昼食を取ってお土産を選んだりしたら残り時間は僅か。渡月橋を大急ぎで往復して終わりました。早朝の清水寺と違い沢山の観光バスが次々に発着し、賑やかでした。


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1時に駐車場に戻ったらバスがありません。携帯から添乗員さんに掛けても御話し中で繋がりません。うろうろしていたら同じツアーに参加していた男性が来てやはりバスを探している様子。3人で困ってしまいました。駐車場でバスの発着の整理をしている方に聞いたら、そんなバスは無いよ。隣じゃないの?市営のが有るから、よく間違えるんだよね。って、そうだったんです。土産物やさんを挟んで同じような駐車場が2つ並んでいたのです。これは添乗員さんに前もって注意するように伝えておいて欲しかったと思いました。1時少し過ぎましたが帰路に着きました。池袋には夜8時15分ぐらい着きました。やはり夜行夜帰りは疲れました。

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2011年9月 1日 (木)

草津温泉へ

もう10日以上経ってしまいましたが、息子夫婦に誘われて草津温泉に行きました。急な話だったので、夫は仕事があり、私だけ一緒に行きました。8月18日、大宮から特急電車で2時間、長野原草津口駅下車、バスで25分草津駅到着です。天気は晴れ、気温28度、暑さは気になりません。草津温泉は標高1156m、涼しいのです。まず草津のシンボル湯畑に行きました。湯畑の湯は高温の源泉を水で薄めることなく適温にして各旅館に運んでいるそうです。周りの柵には草津を訪れた著名人の名が並んでいます。足湯もあり、湯もみの見学(500円だったかな)と200円プラスで体験もできます。2↑イラストは顔出しパネルの顔の部分をペイントで描き、背景を白にして、円形切抜きをしました)
松の湯(足湯)Photo_7
周りには旅館が建ち並んでいます。湯畑を一回りして、平野家の天せいろの昼食を取りました。1890円だったかしら、ボリュームがあって美味しかった。
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みっちゃん(嫁)が湯もみを体験しました。Photo_8
湯もみの時間まで1時間ほど間があったので、近くの白根神社に行きました。歩いて5~6分です。広い境内に御神木のシャクナゲが沢山植えられて、迷路のような細い道を辿って芭蕉の句碑とか高村光太郎の碑などを探しました。湯畑の賑わいと違い、静かで私たちの他は二人見かけただけでした。
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芭蕉の句碑 夏の夜やこだまにあくる下駄の音
この句は草津ではなく、京都で詠んだ句であるとの説明書きがありました。
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十返舎一九碑 江戸時代の代表的な劇作家で「東海道中膝栗毛」など22年間にわたって書き全国の有名な観光ルートを挿絵入りで面白可笑しく紹介した絶妙の珍道中記は余りにも有名...(説明書きの一部抜粋)
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高村光太郎碑
説明書きによると、何度か訪れており「智恵子には草津の湯がいいようだ」と手紙に書き残していたとのことです。
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宿はみっちゃんが手配してくれた望雲。湯畑から歩いて5分ほどです。他を予定していたけど予約が取れなかったようです。昼食が遅かったし、しっかり食べてしまったので、3人ともせっかくの夕食が食べきれなかったのが失敗。美味しかったのに残念!(冷物以降のメニューの写真は取っていませんでした)Photo_10
宿の方が湯畑の光泉寺の石段がライトアップして綺麗ですよ。と教えて下さったので、夕食後出かけました。ほんとに綺麗! 雨が少しパラパラと落ちてきましたが、すぐに止んでほっとしました。Photo_11
8月19日 朝食はきれいに頂きました。Photo_13天気は雨。チェックアウトして、宿に荷物を預かって頂き、傘もお借りしてお土産を買いに行きました。一度戻ってお土産も預かって頂き、今度は西の河原公園へ出かけました。荷物は13時まで預かっていただけます。 西の河原公園では雨も細かく、傘があっても無くても...という程度でゆっくりと散策できました。温泉が川になって流れ、噴出している所があったり、岩や石がゴロゴロして沢山の湯溜りになっています。Photo_6河原を奥まで行くと露天風呂があります。露天風呂の手前にはビジターセンターがあり、しばらく休憩しました。河原に沿って遊歩道があり(十何年か前に来た時とは少し違うような?)斎藤茂吉の碑、鬼の茶釜、ベルツ・スクリバ両博士胸像などがみられます。

斎藤茂吉 精神医学者。アララギ派の歌人。説明文で、草津には輝子夫人と訪れ望雲館に二泊し、その時の日記に宿から白根山を見たスケッチが残されていることを知りました。私たちが泊まった旅館です。
いずこにも湯が噴きいでて流れいる谷間を行けば身はあたたかしPhoto_12
ベルツ・スクリバ両博士胸像&水原秋桜子碑
両博士は無二の親友で共に草津温泉を科学的に研究し、その医学的効果を世界に知らしめ、またスクリバ博士は、町民に無料で診察を施し、町民に深く親しまれた。秋桜子の句は胸像にそそぐ秋日和のすがすがしさは、ベルツの心にふれているようだと、草津町の恩人ベルツ博士の遺徳をたたえて詠んだものである。(説明文の一部抜粋)
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鬼の茶釜 
わき出る湯口はわれもおそろしや鬼の茶釜の湯土産噺
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宿で荷物を受け取りバスターミナルで昼食をとり帰路に着きました。2日目に白根山を予定していましたが、朝は雨が降っていたので行かなかったのがちょっと残念。私は二度行ったことがあります。一度は息子が保育園(3歳)の頃、職場の慰安旅行に一緒に連れて行きましたが、全く覚えてないそうです。

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2011年7月 4日 (月)

ダブルフルーツ狩りと天然ホタル鑑賞

子供の頃は蛍がいて、蚊帳の中に入れたりしましたが、もう何十年も見たことが無く、急に見たくなりました。宿泊しても雨ではだめなので、日帰りで見ることができるツアーを探し、阪急交通社トラピックスのツアー「ダブルフルーツ狩り食べ放題と富士山麓・天然ホタル鑑賞」に参加しました。

7月3日、所沢を10時20分発

山中湖花の都公園 12:20
フラワードームの他にも水辺の公園とか、溶岩樹型群とか色々ありますが、私たちの時間はたったの30分、でもせっかく来たのだからと400円(団体)払って入りました。スイレンを見ながら木の橋を渡ってフラワードームだけ見てきました。バスに戻るとお弁当が用意されていました。
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河口湖自然生活館 13:30
富士山が良く見えるはずですが、きょうは残念。裾野がほんの少し見えたり見えなかったりです。ラベンダーが沢山咲いていました。
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河口湖ブルーベリー園 13:50
ブルーベリー狩りははじめてです。大きくて甘い実を探しながら小鳥になった気分であちらの木こちらの木とつまんで食べました。40分間の食べ放題です。夫はカミキリムシを2匹も捕まえました。農園の方が一匹捕まえると500円とか、2匹で入園料はなしになるのかな? 
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桃狩り(笛吹市御坂) 15:20
これもはじめてです。脚立に登った農園の方に取ってもらい、用意されたナイフで切って食べます。美味しかった! 3個も食べました。でも4つ5つと食べた方も!!
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トルマリン工房 16:10
トルマリンは熱で電気を帯びるので電気石といい、10月の誕生石だそうです。健康に、特に腰痛に良いとかで寝具などを作っていました。ネックレスなどもありました。
黒水晶
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紫水晶
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水晶
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菊花石(硯石)
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ワイン工場 17:00
アルコールはダメな私ですが、色々なワインをちょっとずつ試飲して、やっぱり私は梅酒がいいわ。
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清里 19:10

今回の目的だった蛍、 前日の予報は雨だったので半ばあきらめていましたが、やはり私は晴れ女。蛍を見てきました。 未だ明るさが残るうちは全く見えませんでした。待つこと30分、ひとつ光った。と見ていると急に増えて歓声が上がり、時間とともに増えてきました。もう少し鑑賞したかったのですが、ツアーでは仕方ありません。バスに戻る途中夫が1匹捕えました。手の中で光っています。男の子が「貸して下さい」と言って、今度は男の子の手に、それから肩に、すぐには飛んで行かないで光ってましたが、やがて仲間の方へ飛んで行きました。その子は大きな声で「有難うございました!」って、嬉しかったんだね。

所沢へは22:50頃帰ってきました。

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