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2024年5月の投稿

2024年5月31日 (金)

紫陽花が咲き出した公園

5月も今日まで、明日はもう6月、梅雨の季節です。
梅雨に咲く花は紫陽花、梔子、睡蓮、花菖蒲など色々 これからも楽しめますね。

日本庭園の紫陽花は 先ず白い花から咲き出します。
後ろの赤い花は杜鵑花(サツキ)です。
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紫陽花を見ると思い出してしまいます。
66歳で逝った姉のこと。

あぢさゐに雨降るあの日忘れえず   蘖

火葬場の雨のあぢさゐ見てゐたり   蘖



日本庭園の十薬(ドクダミ)の花
あちらこちらに群生して、馴染み深い花ですね。
我が家では八重咲きの花が咲きました。
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十薬や母の生地の土やはらか   上田五千石


躑躅に遅れて咲く杜鵑花(サツキ)は躑躅の仲間でよく似てますが、雄蕊の数が違います。杜鵑花の雄蕊は5本、躑躅の雄蕊は5本以上あるとのことです。
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日本庭園の杜鵑花
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さも新居らしく金魚鉢と杜鵑花   富安風声


この白い花は何?
昨年12月に、この公園の野球場の脇に咲いていた花に似てますが?
夏にも冬にも咲くのかしら?
翼を抱いた3人の航空整備兵の像の傍に咲いていました。
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夏の空あおぐ航空整備兵の像   蘖


蛍袋(釣鐘草)
日本庭園の この場所に少しづつ増えてます。
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宵月を蛍袋の花で指す    中村草田男

人声の蛍袋に来てやさし   高橋悦男



未央柳(ビヨウヤナギ)、美女柳とも
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又きかれ未央柳とまた答へ   星野立子


3月頃から管理棟の脇で作製中だった木彫の大きな鳥。鷹? 鷲? か分かりませんが、時計塔の下に設置されていました。
園内は他にも木彫の作品がありますが、これが一番大きいです。
周りが開けていてよく目立ちます。
捕らえたのは鮭?
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今日は朝から雨で体操は無し、午後は止みそうなので、ポットに蒔いた朝顔を鉢に移植しようかと思います。朝顔は直播きでしたね。間違えて2袋買ってしまったので、1週間ほど遅れて、プランターとブロック下にも直播きしました。こちらも昨日から発芽が始まりました。

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2024年5月23日 (木)

咲き出した百合、他

5月17日 今年も百合が咲き出しました。
以前は25日ごろに咲き出しましたが、ここ何年か早くなってます。昨年より1日遅い開花でした。
サーモンクラシック
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五日遅れて咲いたスピリット
サーモンクラシックと一緒に26年前から咲いてます。
サーモンクラシックは丈夫で、よく殖えますが、このスピリットはなかなか殖えにくく、ある時期を境に減ってしまい、絶えてしまいそうなので、数年前に鉢植えから花壇に移し、なんとか今年も咲いてくれました。
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毎年同じ百合なので、最近は蕾が見えてから 開花までの写真はあまり撮りませんが、このスピリットは蕾が見えると嬉しくて撮ってました。青い小花は、シシリンチウム カリフォルニアスカイ(ニワゼキショウ)
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5月は百合に前後して咲く花もいくつかあって・・・
バルビネは4月ごろからポツポツ咲きだし、真夏は休んで、少し涼しくなると、また咲き出します。鉢植えよりも花壇に咲かせたいお花ですね。
バルビネ フルテッセンス
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宿根姫ひまわり
昨年3株求め、今年は2年目です。
5月15日に開花しました。
これが向日葵? といくらい小さくてかわいいです。
ぼやけて並んでいるのはホシギキョウです。
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ホシギキョウ
丈夫でいつの間にか殖えて、大きめの鉢に植えると周りに枝垂れて綺麗です。玄関前に置いてます。
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ミニヘメロカリスも咲き出しました。
一日花でこれから沢山咲いてきます。
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ホタルブクロは今年チョット花が少ないかも?
隣に置いた鉢の中にも、いつの間にか育って咲いてます。
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ホタルブクロの花を見ていて、ふと思い出しました。
12~3年前、ワード絵やGIFアニメに夢中になっていた頃のこと。
ワードで描いて、こんなアニメを作ってました。
仕事もしてたのに・・・と
最近は気力に欠けてます。
今なら白い背景にはせず、蛍の闇にしたいです。
画像のクリックで蛍が光ります。
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さて、次に咲く百合は、もしかしたらローリポップかも。
やはり 絶えてしまいそうで、花壇に移した百合です。












 

 

 

 

 

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2024年5月17日 (金)

初夏の公園

今まであまり気に留めてなかった公園の松。
先日 たまたま蕊を伸ばした松を見てから、急に興味を持ち、何度か松を見に通いました。

5月8日
3人の庭師さんが松の芯を摘んでいました。
脚立というのか?梯子というのか?
池の中にもありました。
庭園には誰も居らず、縁台で冷茶セット(抹茶ときんとん)を頂きながら、しばらく見学させて頂き、帰りかけた時、偶然 Yさんに出合いました。
もう少し早かったら一緒に頂けたのに・・・
Yさんはこの公園のすぐ近くにお住まいで、ご自分の庭のように散歩していると、以前おっしゃってましたよ。
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よく見ると、長い蕊と短い蕊があって、長い蕊は残して形を整えるのでしょうか?もしかしたら、一日だけではなく作業をなさっているのかも?
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5月14日
池の周りに8本の松があります。
緑を摘み終えた松が清々しく、この日も人が居らず、池に流れ込む水音ばかり。

寂として水音さやか松の芯   蘖

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5月6日
可愛い河津桜の実
花は葉に(葉桜の副題)・・・
ですが、花は実に? これは季語にはならないようです。
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百合の木の花
チューリップのようにも見えますね。
昨年の果実が残ってます。

百合の木の花乾杯は高々と   椎名智恵子

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薔薇園
体操の会員Kさんが 薔薇を撮ってました。
お花を背景にお撮りしましょうか。
と お声をかけて、Kさんのスマホで撮って差し上げました。

手の薔薇に蜂来れば我王のごとし  中村草田男

薔薇守の証の腰の鋏かな       高田正子

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5月8日
シャリンバイ
車輪状に出る葉と、小花のひとつひとつの花が梅に似ているので車輪梅となったようです。
これも季語にはなってませんね。

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紅葉(楓)の種
風に揺れてなかなか撮り難い紅葉の種です。
たまたま風の少ない日で何とか撮れました。
風で飛びやすいように、プロペラみたいになってます。
花の時も風で撮れませんでした。
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5月14日
睡蓮と河骨

河骨の二もとさくや雨の中     蕪村

睡蓮をわたり了せて蝶高く     高浜年尾

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昨日は句会でした。
自分句の良し悪しが自分では分からないこと実感しました。
以前中尊寺を訪れた時の1句ですが、あまりにも単純すぎるかと悩んだ末、句会に向かう電車の中で書き変えました。下車してから、書き変えた句は当たり前でつまらないと思いなおし、結局元のまま、ダメ元で投句しました。
やはり、会員のどなたからも とって頂けませんでしたが、何と先生の特選に!
嬉しかったです。
奥の細道の、芭蕉の足跡を訪ねた中尊寺で2句、室の八嶋で1句、公園散策で2句、今月は5句全て選に入って良かった!!
先月は1句だけでしたからね。
頑張った甲斐がありました。









 

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2024年5月 4日 (土)

行く春

連休後半の今日はみどりの日、良く晴れて気持ちの良い天気です。朝の体操の傍にシートを広げたご家族ともう一組大人ばかりのグループが居ました。
小さな女の子がママと一緒に体操を真似ているのがほほえましかったです。

公園の花たちは日に日に姿を変えて、春は駆け足で過ぎてゆきます。
なのに、私の園内散策は週1回程度。
今年は牡丹の盛りを見逃しました。残念!
4月26日の牡丹
さすが牡丹、崩れても惹かれるものがありますね。
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牡丹の今崩れんとする気品   稲畑廣太郎
牡丹の崩るるときを旅にあり  稲畑汀子

5月3日の牡丹
崩れゆく牡丹を見たのは初めてです。
まだ彩を残して名残を惜しんでいるように見えました。
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並びに咲ていた芍薬
「立てば芍薬、坐れば牡丹」どちらも美しいです。
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4月26日、日本庭園の
出始めのものから、ほとんど竹になったものまで色々。
実家の裏山で筍を兄が掘って、一輪車で私たちが何度も運んで、外竈の大きなお釜で母が茹でたこと。
懐かしいです。
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二日目はもう筍といへぬほど   稲畑汀子
生きること許されてゐる筍も    小川龍雄
高松塚筍が伸び放題に      立石萌木

4月26日 御衣黄桜
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かなり散って、花の姿のままに、根元を敷き詰めていました。
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時計塔のタンポポはすっかり綿毛になりました。
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たんぽぽのぽぽと綿毛の立にけり   加藤楸邨

藤棚の藤、今年は 八重咲きも咲いてますが、ほんの少しだけ。
何故かしら?
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休めよと暮色がつつむ藤の花   鷹羽狩行


花壇の矢車草 今年も咲きました。
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5月3日
日本庭園の松の新芽が伸びてます。
俳句では「若緑」と言いますが、
蠟燭の形に似ているので「松の芯」
まっすぐ空に伸びるので「緑立つ」
とも言いますね。
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水音の絶えぬ名園若緑      岡本直子
あをあをとおのが丈あり松の芯  百瀬七生子
潮風に気比の松原緑立つ     吉田万喜子

気比の松原を 秋に訪れたことがあり、ふと懐かしく、緑立つ松原を思い浮かべました。

5月2日
放送塔から公園の出入口まで、芝生の中に幾つもの花壇が並びます。花壇をはさんだ 真っすぐな道は、私の足で300~400歩。
園児の列が進んでゆきました。
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行く春を園児の列について行く   新海英二


明日は立夏。子供の日。
柏餅を頂きましょう。
日本庭園の彩翔亭に柏餅の旗がひらめいてます。





































 

 












 

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