玉川上水を一駅だけ
2月14日、東京都薬草植物園を見学した後、玉川上水に出て 玉川上水駅まで歩きました。
風もなく 良く晴れて暖かく 申し分ない日和でした。
玉川上水は、江戸市中への飲料水が流れた六つの上水道の内の一つです。
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多摩川の羽村から四谷まで、全長42.74km、高低差92.3mの間、全て露天堀りで築かれたと。
玉川上水は、庄右衛門と清右衛門の兄弟が立てた計画を幕府が認め、6000両の資金が与えらた工事ですが、途中お金が足りなくなって自分たちの家を売って費用に充てたとも。その功績によって 玉川の姓を与えられたとのことです。
約8ヶ月でこの大工事を完成させました。
玉川上水を このあたりから ゆっくりと歩きます。
少し開けてところがあって
ここから奥武蔵の伊豆ケ岳(851m)を眺めました。
何度か登った思い出の山です。
散策路に戻って
イメージしたのとは違って、水面は かなり下の方です。
しばらく行くと下にも道が見えました。
その先に 下る道があって、
ここから再生水(処理水)を放流しているのですね。
先ほど見た橋(上水小橋)
上水に下りることができる数少ない場所とのこと。
ここまでくれば玉川上水駅はすぐです。
一緒に歩いた友達Tさん、Sさん お二人とも80代半ば。
Tさんは杖をお使いですが、良く歩かれました。
何度も休憩し、お喋りし、歩行時間より休憩時間が長かったけど、こうしてお出かけなさること、見倣いたいと思います。
玉川上水を詠んだ句を調べてみました。
前書きに玉川上水とありました。
虎杖がかぶさり青き水ねぢれ 細見綾子
取りて来し虎杖を捨つ浪ぎはに 細見綾子
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