« 初詣 | トップページ | 冬ぬくし »

2023年1月 8日 (日)

短き日

七草が過ぎ、少しは日が伸びましたが、まだまだ暮れるのが早いですね。
午前中に通っていた公園の体操は9日まで冬休み。
久々 午後から公園に行きました。
家を出たのが3時過ぎ、公園まで徒歩30分。
園内を少し歩いただけで帰宅しました。
歩数計のために行ったようなもので、沈む太陽を樹の幹に隠して撮りました。
その時の写真がこの1枚
Photo_20230107211701

せはしなく暮れ行く老の短き日   高浜虚子

その夜、歩数計の電池切れで電池を交換したら歩数は継続しているのに、時間表示が全く違います。
翌日、保健センターのタブレット端末に翳してもダメで、係りの職員さんに見て頂いて、やっと正常に表示されるようになりました。
やれやれ、ホッと 公園に向かいました。

彩翔亭の門と門松
Photo_20230107214601

門松にこぼれてありぬ龍の玉   中村汀女

日本庭園の池には薄く氷がはって、鯉の姿は見えず、岩陰に固まっているのでしょう。腰の曲がった錦鯉がゆっくりと氷の下から出てきました。
Photo_20230107215401

寒鯉の静かにむきをかへにけり   保坂文虹


築山の日本水仙
我が家の日本水仙は地植えは咲きますが、鉢植えは 大事に育てているのになかなか咲きません。
Photo_20230107215406

水仙のしづけさをいまおのれとす   森 澄雄

 

臘梅園の見頃は未だですが、咲いている樹もあり、訪れる人もちらほら 見かけます。Photo_20230107215405

臘梅に雀の来啼く日和かな   内藤鳴雪

 

臘梅園脇の道に沿って山茶花が咲いてます。
遠くに見える赤い車は消防署の車で、翌日の出初式の準備をしていました。
Photo_20230107215402
Photo_20230108154201

垣根越し出初準備をながめけり    蘖

山茶花や出初準備を遠く見て
と作句しましたが、季語が2つだと気がつき訂正しました。

 

ウォーキングコースの傍に 小さな黒い実が沢山散らばってました。見上げると大きな樹にいっぱいの実がついてます。葉と幹を見ると これは楠ですね。
Photo_20230107215407

艶があって綺麗な実を幾つか 拾って来ました。
実の大きさは、大豆より少し小さいです。
青大豆と比べてみました。
Photo_20230107215404

少し前に拾った茶の実と一緒に暫く飾って置きましょう。

 

| |

« 初詣 | トップページ | 冬ぬくし »

俳句」カテゴリの記事

日記」カテゴリの記事

コメント

新たな年を迎えて気がも引き締まると同時に、寒の寒さが更に体までピシッと引き締めます
(事実は正月太りで体は緩んでいますが~)

この時季の句らしく冷涼な空気と気持ちが感じられました
hikobaeさんの句も出初めの張り詰めた空気感まで伝わりました🎌

投稿: ば~ば | 2023年1月 9日 (月) 07時29分

ば~ば様
コメントありがとうございます。
このところ朝は氷点下の寒さでしたね。
今朝は寒さが少し緩んで、日中は3月のように暖かく、午前中は散歩の途中で1枚脱ぎました。この暖かさも今日限りかしら?

自分の俳句の良し悪しは、自分では分からなくて困ります。
推敲を重ねても、堂々巡りで・・・
掲載する句は、どこにも投句するつもりのない句(駄句)ばかりです。
投句は未発表の句に限られますからね。
自分のブログでもダメなのですよ。

投稿: hikobae | 2023年1月 9日 (月) 15時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 初詣 | トップページ | 冬ぬくし »