曼珠沙華、コスモス、コムラサキなど
彼岸の頃に咲く彼岸花も盛りを過ぎて、今日は彼岸明け。
彼岸花の別名は曼珠沙華。
梵語で天上に咲く赤い花の意味とのことです。
9月19日、公園の曼珠沙華です。
日本庭園の この静かな感じも好きです
西国の畔曼珠沙華曼珠沙華 森 澄雄
呪文めく名はまんじゅしゃげまんじゅしゃげ 蘖
9月半ば、公園のコスモスがちらほらと咲き出しました。
花数は未だ少ないけど、虫たちが来てますね。
揚羽蝶
ハナムグリ
蜂
蜘蛛?
コスモスをコスモスらしくするは風 蔦 三郎
コスモスや吾子が恋人つれて来て 蘖
公園からの帰路に咲いていました。
コスモスとは別種の黄花コスモスです。
ムラサキシキブにはコムラサキと言うのもあると。
ムラサキシキブは自生種で 樹高が高く枝が直立していて、実の付き方は疎ら。
コムラサキは園芸品種で、樹高1~2m、枝を垂らすように伸ばし、沢山の実が付く、との事。
市民医療センターのこれはコムラサキと思います。
花が咲いた時は、何の花か分からずに掲載した所、ムラサキシキブかコムラサキでしょう。とコメントで教えて頂いて居りました。ありがとうございます。
その花は知らねど紫式部の実 松尾静子
花を掲載したのは、少し離れた場所の込み合った植込みの中で刈られてしまい、少しだけ残った枝に実が付いてました。一寸違うような気もしますが、花の枝は垂れ下がっていたし、コムラサキでしょうね。
保健センターの裏に回る小径には白い実のムラサキシキブがありました。
シロシキブと言うのかな?
白もまた仕上りし色式部の実 中野孤城
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コメント
>コスモスや吾子が恋人つれて来て 蘖
戸建てだった頃の小さな庭の片隅にコスモスが咲きだして
娘が大学卒業を前に「会って欲しい人が居るの」と言いました
街のアチコチに山口百恵さんの『秋桜』が流れていました
コスモスの時期になると思い出す、その時の亡夫の嬉しいような寂しいような複雑な笑顔(*^o^*)
投稿: ば~ば | 2021年9月26日 (日) 11時56分
ば~ば様
コメントありがとうございます。
コスモスの句は、ば~ばさまも同じ思いだったのですね。
この句は、次男の時で もう20年も前のことです。現在のことで、長男のことであったらイイのにネ。
娘はいないので、夫にはご主人さまのような心情になることはないですね。
投稿: hikobae | 2021年9月27日 (月) 13時39分
お久しぶりです。
お元気そうですね。
秋の花々楽しく拝見させていただき、ありがとうございました。
投稿: 恵 | 2021年9月28日 (火) 11時10分
恵 様
まあ お久しぶり。
懐かしい恵さんからのコメン とても嬉しいです。
お元気でしたか。
ヘルプは昨年3月からず~と休会中です。
自粛生活でどこにも行けず、公園とその周辺のみですが、休むことなく移りゆく季節を楽しんでおります。
ご訪問して頂き、有難うございました。
季節の変わり目です。
ご自愛ください。
投稿: hikobae | 2021年9月28日 (火) 14時38分
曼殊沙華・コスモス・紫式部・・秋の花々に目を奪われる季節になりましたね。
特に曼殊沙華は彼岸前忘れずに咲き燃えるような姿で目を引き付けますが、彼岸を過ぎると不思議と消え去ってゆく、この姿が怪しげですね。
コスモスは、そよ風に揺れる姿を見るとさだまさしのコスモスの曲が脳裏を過ります♪
秋ですね・・
投稿: yasu | 2021年9月29日 (水) 14時42分
YASU様
コメントありがとうございます。
曼殊沙華もう終わりですね。
高麗(埼玉県)の巾着田は曼殊沙華で有名ですが、昨年も 今年も咲く前に全て刈り取られたとのことです。
もちろん新型コロナのせいです。
なんとも残念ななことです。
2年前に俳句仲間数人で行きました。
500万本の曼殊沙華は素晴らしかったです。
投稿: hikobae | 2021年9月29日 (水) 15時18分