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2021年9月の投稿

2021年9月26日 (日)

曼珠沙華、コスモス、コムラサキなど

彼岸の頃に咲く彼岸花も盛りを過ぎて、今日は彼岸明け。
彼岸花の別名は曼珠沙華。
梵語で天上に咲く赤い花の意味とのことです。

9月19日、公園の曼珠沙華です。
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日本庭園の この静かな感じも好きです
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西国の畔曼珠沙華曼珠沙華      森 澄雄

呪文めく名はまんじゅしゃげまんじゅしゃげ  蘖

9月半ば、公園のコスモスがちらほらと咲き出しました。
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花数は未だ少ないけど、虫たちが来てますね。
揚羽蝶
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ハナムグリ
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蜘蛛?
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コスモスをコスモスらしくするは風   蔦 三郎

コスモスや吾子が恋人つれて来て       蘖

公園からの帰路に咲いていました。
コスモスとは別種の黄花コスモスです。
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ムラサキシキブにはコムラサキと言うのもあると。
ムラサキシキブは自生種で 樹高が高く枝が直立していて、実の付き方は疎ら。
コムラサキは園芸品種で、樹高1~2m、枝を垂らすように伸ばし、沢山の実が付く、との事。

市民医療センターのこれはコムラサキと思います。
花が咲いた時は、何の花か分からずに掲載した所、ムラサキシキブかコムラサキでしょう。とコメントで教えて頂いて居りました。ありがとうございます。

その花は知らねど紫式部の実    松尾静子

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花を掲載したのは、少し離れた場所の込み合った植込みの中で刈られてしまい、少しだけ残った枝に実が付いてました。一寸違うような気もしますが、花の枝は垂れ下がっていたし、コムラサキでしょうね。
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保健センターの裏に回る小径には白い実のムラサキシキブがありました。
シロシキブと言うのかな?

白もまた仕上りし色式部の実     中野孤城

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2021年9月13日 (月)

秋海棠、百日草、百日紅

8月下旬、公園(日本庭園)の秋海棠が咲き出しました。
秋海棠は雌雄異花で同株です。
先ず雄花(中央に黄色い球状の雄蕊があり正面を向いて咲く)後から雌花(雄花の下に俯いて咲く)が咲くようです。
左が雄花、右が雌花(未だ蕾)だと思います。
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秋海棠西瓜の色に咲きにけり    松尾芭蕉

西瓜の色に・・・花の瑞々しさが伝わってきます。
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正岡子規は病床から 秋海棠の句を沢山詠みました。

その中の ほんの一部です

臥(が)して見る秋海棠の木末かな

秋海棠に向ける病の寝床かな

雨に痩せて秋海棠のそゞろ也

露ほろほろ秋海棠のゆれにけり

蕾多き秋海棠の寫生哉

紙ににじむ秋海棠の繪の具哉

妹が庭や秋海棠とおしろいと

子規は絵も描いたのですね。
鶯谷の子規庵は朝顔市の帰りに 寄ったことがありますが、中には入れず。
コロナが収まったら、鶏頭の咲く頃に見学できたらと思います。

 

市民医療センターの花壇には百日草が咲いていました。

ああ今日が百日草の一日目    櫂末知子

これよりの百日草の花一つ    松本たかし

どちらも長い花期の始まりを詠んでます。
私は櫂末知子さんの句が好きです。

花は雨に少し傷んでますが、シジミチョウが あの花この花と飛びまわっていました。
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キリギリスもいましたよ
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蝶歩く百日草の花の上   高野素十

雨止みし百日草に虻多し  武田 操


公園にも咲いていますが、帰り道で紅と白と一緒に咲いていました。
これも花期の長い花 百日紅(サルスベリ)です。
百日間ピンクの花が咲くので付けられた名前です。
一度咲いた枝先から再度芽が出て花を咲かせます。
白花は(百日白)と書きます。
幹がスベスベで猿も登れないというので、「猿滑」とも。
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炎天の地上花あり百日紅     高浜虚子

炎天と百日紅、ともに夏の季語で「季重なり」では?
季重なりは避けた方が良いと教えられました。
ですが、どちらが主役かはっきりしている場合や、同じ季節の季語を重ねて季節を強調させている場合は良いと。
虚子の句の「炎天の」は「地上」を修飾しているので、主役は百日紅になると。
なるほど・・・
季重なりの句は、私は まだやめておきましょう。

 



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2021年9月 3日 (金)

8月のスズラン、ゼフィランサス&公園の蜻蛉、蓮

8月も最後、31日の朝です。
枯葉が見えるようになったスズランのプランターの端っこに何か白いものが?
あら~咲いてる~ スズランです。
我家では4月中旬から下旬に咲く花です。
これから秋には赤い実になるのですが、実を付けると株が弱るかと、花が終わると全て取り除いているので、我家で赤い実は見られません。
そのせいでしょうか?
必死に実を残そうとしているのかも?
そう思うと何と健気なこと。
そっと 見守ってあげましょう。

さかりをや俤にしてかへりばな  内藤風虎

風虎は江戸時代初期の俳人
返り花は、初冬 小春日の頃に、本来の季節ではない時にに咲かせた花です
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今まで手入れの行き届かなかった地植えの姫クチナシの周り、今年は、姫クチナシを切り詰め、草取りをしたのが良かったのか、ゼフィランサスがいつになく沢山咲きました。
白い花を咲かせるタマスダレ(耐寒性 有)
ピンクの花のサフランモドキ(半耐寒性)
他に黄色とオレン色の花があります。
5月頃から、ぽつぽつと思い出したように咲いていました。
今回は白と黄色、ピンクは1輪のみ。
全体の写真は撮れてません。

厨口から出て玉簾咲く小路   飴山 實

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数日咲いた花は、青い実となり
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やがて つやつやとした黒い種が出来ます。
こぼれ種からも育ちますが、球根を植えるのが一般的でしょうね。
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公園はトンボの季節になりました。
日本庭園の蓮の葉に、シオカラトンボでしょうか。
水面に影を落としていましたが、この写真ではわかりませんね。
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蜻蛉の交み落ちたり芋畑   高浜年尾

交み蜻蛉みなもに影を美しく   蘖



その数日後、蓮の蕾です。
昼に近い時刻でしたから、開花して、すでに閉じたのかもしれません。
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その翌々日、小雨の中 傘をさして見に行きました。
午後3時ごろです。
咲いていました。
雨に打たれた花が 項垂れたように・・・
多分 開花して3日目の花でしょう。
閉じかけて夜を迎える風情です。
午前中に来ればよかったね。
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蓮の花は 開花1日目と2日目は閉じてしまいます。

6年前に行田の古代蓮を見に行った時、開花してから散るまでの説明が展示されていました。
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ほのぼのと舟押し出すや蓮の中    夏目漱石





 

 

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