« 秩父札所ハイキング(6) | トップページ

2017年12月 7日 (木)

秩父札所ハイキング(7) 結願

12月5日(火)、足掛7年の歳月をかけた秩父札所巡りが 結願しました。
前夜の雨も上がって、予報とおりの良い天気。
西武秩父の駅前から栗尾行バスに乗って泉田で下車。
前回 日が暮れてから辿り着いた松井田の一つ先です。                                   Photo
 
約1㎞ほど歩くと、右手に「ようばけ」が見えて来ました。ようばけって分かりますか?
国指定の天然記念物「古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群」で、赤平川右岸の大きな地層の崖です。この地層から、大昔 秩父は海だったということが分かるとのことです。近づいて見学することもできます。 ようばけのようは陽で、ばけは崖のことだそうで、日の当たる崖とのことです。                                             Photo_4
 
 
33番 菊水寺までは45分ぐらいでしょうか。
穏やかな里山のお散歩日和です。                                   Photo_2                                                       

Photo_3

 

33番 延命山菊水寺(えんめいざん きくすいじ) 
参道の両側に植垣の椿と樹高の低い桜の木が並び、桜の花のトンネルに思いを馳せました。                          Photo_5

菊の花の手水舎です。                                        Photo_10

菊水寺 御本堂
ご本尊は聖観世音菩薩です。                                      Photo_6

本堂の前の聖観音像                 Photo_8  

境内に建つ芭蕉句碑
「寒菊や粉糠のかかる臼の端」と刻まれているらしいのですが~

風化したのか、読み取れません。県内最古の句碑とのこと                     Photo_9

境内のお地蔵様                                          Photo_11

泉田に戻る途中、バス停近くの道端で銀杏・こんにゃく・ペコロスなど各々100円は安いとお土産にしました。

バスを秩父駅で降りてから、秩父鉄道で皆野へ行くのに、 乗り換え時間は4分。秩父鉄道はパスモが使えないので、切符を買わなければなりません。バスがほんの少し遅れたので間に合いませんでした。パスモなら間に合ったのに・・・
約30分の時間が出来たので、ここで昼食をとることにしました。おにぎりは売り切れで菓子パン。私は持参したおにぎり。

予定より30分ほどの遅れで皆野駅に着きました。
皆野駅で予定していた昼食は済んでいるので、34番札所へのバスは予定通り。
約20分で札所前に着きました。

34番 日沢山 水潜寺(にったくさん すいせんじ)
この札所は、日本百観音霊場(西国・坂東・秩父)の結願寺として、巡礼者が打留めの杖と笈摺を納める寺です。
バスを降りると 参道の入口です。                                Photo_12

Photo_13

ここから道が左右に分かれ、右手が参拝の順路です。                        Photo_14

Photo_15

また、道が分かれます。右は徒歩巡礼道。
左の石段を登ると六地蔵尊が見えて来ます。                      Photo_16

登りきったところが御本堂(観音堂)です。
ご本尊は一木造り室町時代の作と伝えられる千手観音、西国をかたどる西方浄土の阿弥陀如来、坂東をかたどる東方瑠璃光世界の薬師如来が祀られて日本百観音結願寺の特殊性を出しているとのことです。
ご本堂(観音堂)の前には百観音宝前のお砂を納めたお砂踏があり、この上で三体のご本尊を拝むことにより、百観音巡礼の功徳が得られるとのことです。本堂(観音堂)の写真は撮るのを忘れました。

観音堂前から見た境内です。
一番手前が観音堂で、その並びが讃仏堂(納経所)、更にその奥が結願堂です。          Photo_17

結願堂                                               Photo_18

結願堂脇にある百観音功徳車                                     Photo_19

結願堂の先の仏足堂                                 Photo_20

結願堂の裏手には七観音が祀られていました。                                  Photo_21

私の守り本尊は千手観音様。心込めてお参りしました。                      Photo_22

観音堂傍に建つ水かけ地蔵様
お地蔵さんの頭上よりお水を三杯かけて、お願い事を三度唱えます。                      Photo_24

水かけ地蔵様の傍にある立入り禁止の立札の先は深山幽谷の趣。
左側の崖下に清浄長命水を湧出する寺名のおこりの水くぐりの岩屋があり、札所巡礼を終えた人々は、ここで再生儀礼の胎内くぐりをし、笈摺を納め長命水をいただき、心身共に清浄になって俗世へ帰ったとのことです。                      Photo_28

境内に秩父皆野町出身の金子兜太氏(現代俳句協会会長)の句碑があります。
 
 曼珠沙華どれも腹出し秩父の子                                                           Photo_26

仏足堂からの帰りの坂道には33観音が祀られていました。               Photo_30                 

無事 結願を果たし、大きなの荷物を下したような気持ちです。
バス停に戻ると奥長瀞自然峡との立札がありました。
あの長瀞の上流ですね。                                       Photo_27

33番 菊水寺から34番 水潜寺までは歩くと3時間半の距離があり、日が短い季節なので歩くのは無理。バス停と菊水寺を歩いて往復しただけで その後はバスと電車を利用しました。

西武秩父駅に戻って、秩父味噌拉麺としゃくし菜入り餃子を食べました。拉麺には厚揚げとか 1個丸ごとのゆで卵とかが入ってボリュームがありました。食券を買い間違えたので、 しゃくし菜入り餃子にはシュレッドチーズがかかっていました。洋風餃子ははじめて食べました。

この日の歩数は18000でした。

|

« 秩父札所ハイキング(6) | トップページ

観音・札所めぐり」カテゴリの記事

コメント

結願おめでとうございましたshine
意思を強く持ち続けないと、なかなか果たせることでは無いです…敬服

歩くのが苦手(キライ)な私は、ズルをしてhikobaeさんの『札所巡り』の写真で巡りますcoldsweats01

投稿: ば~ば | 2017年12月 8日 (金) 06時04分

ば~ば様
ありがとうございます。
信心深いわけでもないのに 始めたわけですが、終ってみれば、やっぱり 何かが 少~し変わったような気もします。
お寺のこと、仏像のこと、知らなことばかりだと思いました。

投稿: hikobae | 2017年12月 8日 (金) 11時44分

長い年月を経、地殻変動で隆起した地層を見ると自然の力には逆らえない物を感じました。
日本の地形はほとんど海底より隆起した構造になっているようですよ。
アップダウンの札所巡りも見事結願されおめでとうございます。
頑張りましたね・・きっと幸運が着いたと思いますよ。 ヽ(´▽`)/

投稿: yasu | 2017年12月 9日 (土) 17時20分

YASU様
ありがとうございます。
ようばけ は「おがの化石館」の2階から間近に見ることが出来ます。秩父の山で見る海棲哺乳類の化石(約1500万年前)って興味ありますね。
また、前回の31番観音院では、東奥の院に向かえば2千万年前の地層が見られるようです。
他にも見どころのある札所がいくつもありました。機会があれば、札所毎に時間を取って見学したいと思いました。

札所巡りの御利益でしょうか。
思わぬ朗報が届きましたよ。

投稿: hikobae | 2017年12月 9日 (土) 20時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/509871/72398690

この記事へのトラックバック一覧です: 秩父札所ハイキング(7) 結願:

« 秩父札所ハイキング(6) | トップページ