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2016年10月10日 (月)

藤城清治 影絵展

雨の日曜日、園芸作業も出来ないので、銀座 教文館で開催中の個展 「藤城清治影絵展 光と影は幸せをよぶ」を見に行きました。

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藤城清治さんは創作意欲に満ちた影絵の巨匠、93歳とのことです。新作を含め92点が展示されていますが、藤城さんの意向で、すべて撮影や模写(フラッシュ使用不可)ができました。
プロジェックション マッピングを取り入れた ストーリー仕立ての 新作 「こわれ橋」Pa099628

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宮沢賢治の童話 「月夜のでんしんばしら」。 下の画像は部分アップ                     2   

作品の下にいくつかの紐が取り付けてある作品は、引っ張るとスカンクや小人が動きます。どなたも引かないので、そっと引いてみました。向き合ったスカンクは会話をするような動きをしました。楽しい!                                                     Pa0996552_2

「愛のカクテル」  
お洒落で素敵!アルコールはダメなのに何故か惹かれます。                                    Photo_3

「雪の室生寺」  美しく静かに時が流れます。                                           Photo_9

「法隆寺 釈迦三尊像」 
奈良のお寺などを描いているうちに、本堂の中の仏像にひかれるようになった。2年ほど前から、2度の手術をしたりして体調が崩れ、病気との闘いのなかで、作品を作っているうちに、どうしても仏像を光と影で描いてみたいと強い思いがこみ上げてきた。魂をこめて、一枚一枚紙を切り貼りしながら、作っているうちに、作品もお身体も快方に向かわれたとのことです。 思わず手を合わせたくなる 素晴らしい作品でした。                 Photo_4

「三台のピアノ ノスタルジア」  川辺に流れる小人たちの演奏に心が和みます。                                Photo_5

大人の目線で水面に映った美しさを見て、小さな子供の目線では、水面下に泳ぐお魚たちが見える作品                                                Photo_6    

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「証城寺の狸ばやし」  懐かしい、子供頃の歌の絵本を開いたみたい。一人だったら口ずさんでいたかな?                                      Photo_8

「夢生まれる」
秋篠宮さまのお誕生の報を聞き、この喜びを日本も世界も宇宙も、地球上すべてが喜びにあふれている影絵にしたいと描きはじめ、10日ほどで完成されたとのことですが、かなりの大作です。                                              Photo_11   

「猫のボクシング」 
毛並みが素晴らしい!顔つきもイイ! 猫ちゃんが大好きな友人に送ろうかしら。                                  Photo_12     

 

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「平和の世界へ」  
平和への祈りを込めて、すべてをかけて描いた、集大成とのこと。                                      Photo_13

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展示された作品はどれも素晴らしく、見入ってしまいました。

他にも、絵本『アッシジの聖フランシスコ』の原画28点やデッサンなどがあります。 

お土産に買ったマウスパッド                                   Photo_14

展示会場を出ると、もう雨は止んでいました。

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コメント

写生絵画のようなのからメルヘンの世界、人も動物も景色も引き込まれる独特の清治ワールドです
貧乏学生の頃には大好きな作品のカレンダーなどを集めてました

「法隆寺 釈迦三尊像」には本当に身が引き締まりますね…実物はきっと後光を感じ手を合わせたくなると思います

投稿: ば~ば | 2016年10月10日 (月) 14時38分

藤原清治さんの描く影絵展、いいですね。
先生の図画は図書館や本屋さんでよく見かけます。
もう93歳にもなられるんですか、それにしてもメルヘンチックな描写は素晴らしいものですね。

沢山の作品を観ながら思ったんですが、ご本人が体調を崩された晩年、二度の手術をされた際、仏像を描がきたくなる気持ち、わかるような気がしました。

 そして、一生の想いとして、平和への祈りを込めた大作には胸がつまされました。
この作品を観ながら平和への祈りをさらに強く感じました。

フラッシュなしの写真撮影可とは・・心の広い美術館でしたね。

投稿: yasu | 2016年10月10日 (月) 18時43分

ば~ば様
美しく ファンタジーな作品、どれも素晴らしく、作品の前を行ったり来たりしました。

釈迦三尊像は病と闘いながら、魂を込めて描かれたとのこと。凄いことだと思います。

カレンダーは毎年、星野富弘さんの詩画集カレンダーを使っています。好きなんです。

投稿: hikobae | 2016年10月10日 (月) 21時20分

YASU様
藤城清治さんの影絵展、実物を見るのは初めてでした。
夢があって、幻想的で、小動物たちへの愛情も感じられて、素晴らしいです。一枚一枚 紙を切り張りしての作品に感動しました。

釈迦三尊像では、『病気と仏像に挑戦してゆくことが、命がけで病気と闘い、影絵と闘っているように、どこか通じると思えた』と作品のコメントにありました。

撮影については、「影絵をもっと親しんでもらいたいし、作り方を研究して、みんなにまねをして作ってもらいたい、光と影の美しさを身近に味わってもらいたいのです。作品の一部分をアップで撮ったりするのも楽しいでしょう。美術館で開催される大規模な展覧会では模写や撮影は出来ない。大きな美術館では出来ないことをしてみたいと思い、模写や撮影OKと思い切った試みをしたかった。」とのことです。
因みに教文館ウェンライトホールは、美術館ではなく、教文館という老舗書店の貸ホールです。

投稿: hikobae | 2016年10月10日 (月) 22時00分

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